【ショートの高橋幸嗣さんってどんな人?】センス抜群のデザインで予約殺到!京都『Tuna』のオーナースタイリストが初登場

 

インスタ発信で月150人の集客に成功。そのぶんスタッフが激務に…

 

インスタ集客をスタートさせたのは、今から約3年前です。『Befine』の店長をしていたんですけど、すでに他のサロンでは美容師さんがバズって集客に成功している人たちが何人か出ている頃でした。僕はそれ以前もインスタをしていましたけど、ブレた発信しかしていなくて。店長として若手のスタイリストたちにもインスタを推す必要があると感じていたので、自ら動いて成果を出すことで若手の目標になろうと思ったんですよね。それで、ショートに特化した発信を本格的に始めました。

 

 

スタートして2カ月目にインスタからお客さまが1人来てくれて、それが毎月右肩上がりに増えていき、最終的には月150人集客できるようになりました。枠を解放すればもっと呼べたんですけど、既存客もいるので150人で打ち止めしたんです。なので、予約をお断りする時期がしばらく続いていました。新規が増えて僕が猛烈に忙しくなると、始めて経験する忙しさに、スタッフからの不満が募り、自分の店長としての考え方やスタッフの育成に悩んだ時期もありました。

 

でもオーナーがいつも応援してくれていて、「お前に考え方は間違っていない。そのままでいい」と。それには、すごく救われましたね。このときに経験した人を動かすための技術やチームのまとめ方、オーナーの考え方などの学びは、今サロンオーナーになってすごく生きているなと思っています。

 

 

15年で前職を円満退社。満を辞して昨年8月、『Tuna』をオープン

 

『Befine』には、15年いました。長いと思われるかもしれないですが、僕にとってはそこで学ぶことが尽きなかったので、常に学ばせてもらってステップアップできている感覚がありましたね。ただ、もともと自分で舵を切りたい性格なので、ある程度学ばせていただいたら独立しようとは思っていました。お世話になった会社ですし円満に卒業したかったので、僕が抜けたことでお店にダメージを残さないように、そこはかなり配慮しましたね。退社するタイミングもオーナーと相談しましたし、顧客は全て引き継いできました。なので、今でも僕のことを応援してくれています。

 

 

インスタ集客が武器となり、『Tuna』をオープンしてからも毎月100人は新規が来てくれています。本当にインスタ様様です(笑)。内装もお客さまには好評なんですよ。コンクリートと木を融合させた空間にしていて、女性が入りやすく居心地のいいカフェのようなイメージでつくっています。40坪の広めのスペースに、セット面6席をゆったりと配置しています。

 

オープン当初はスタイリストが僕だけだったので広すぎましたが、半年で中途入社の子をデビューさせて、今はその子とアシスタント4人で運営しています。スタッフが集まらなかったら、他のサロンで美容師をしている妻に辞めて来てもらうしかないと思っていたんですけど(笑)、無事集まったので助かりました。

 

 

>差別化するために何より大切なのは、“自分印”がついた「デザイン力」

 

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