独立3 ヶ月で月商100 万円、ホットペッパーなしで達成した宇野和弘さん直伝! 美容師が知りたい“WEBでの集客・コンテンツづくりのコツ” BEST5

Q4. 美容師がブログやホームページを作るときはどんなことに気を付けて、コンテンツを作るべきですか?

 

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A. 自分自身の価値観や世界観が伝わるコンテンツを用意してあげることが重要だと思います。

 

サイト作りで、さまざまなヒントを頂く中で、自分が一番腑に落ちたアドバイスがあります。それは

 

「サイト作りとは、つまるところ何かに特化した(尖った)雑誌を作るようなもの」

 

こんなアドバイスでした。

 

美容師の個人メディアのように個人商店の延長のようなサイト作りにおいては、

 

・店長(運営者)が語る言葉が非常に重要

 

・徹底的にうんちくを語り、独自の価値観を全面に打ち出す

 

・語った内容に共感してくれるお客さまを集めること

 

ネット上で媒体(サイト)を作ることとは、こういったものだと教えてもらいました。

これは、このサイト作りで、いつも心がけていた点であり、実際に作ってみて、「あぁ、やっぱり大切なんだな」と感じた点です。

 

極論を言ってしまえば、当たり障りない話(記事)を書くよりも、以下のようなことが重要だと聞きました。

 

・自分の信念を貫いてコンセプトを打ち出すこと

 

・「ついてこれる奴だけついてこい!」というスタンスの雑誌やブログのような感じでサイトを作ること

 (私は、まだまだ、そこまで振り切ることができていませんですが)

 

確かにフワッとした内容の雑誌よりも「何か偏っているけど、好きな人は好きなんだろうな」という雑誌のほうが、熱心な読者は多くいると思います。

 

昨日読んだはずなのに、その内容を思い出せない。そんな書き手が見えない、当たり障りのないニュース記事ような文章よりも、

「やや偏ってるし賛否を呼びそうだけど、書き手の顔は見える。好きな人は好きだろうな」という文章のほうが、心に残ることって多いと思います。

 

これは雑誌に限った話ではなく、小説家でも、ブロガーでも、ラーメン屋の店主でも、もちろん美容師でも同じこと。

 

やはり、芯が通った独自の価値観をちゃんと打ち出して、それに共感してくれるファンを地道に増やしていくほうが、息の長いビジネスをしているように感じます。(ある人には絶対NG でも、ある人にとっては週3回でも食べたい。そんなラーメン屋さんってありますよね)

 

美容師の業界でも、薬剤知識や髪に対するアプローチには、さまざまな考え方があります。

ここで重要なのは、どの方法が正しいかという議論よりも「うちの場合は、こういう考えを持ってやっています」ということを、しっかりとお客さまに伝えること。そういった価値観の共有を積み重ねていった先に、徐々にファンが増えていくのだと思います。

 

フワッとした記事を数百書くよりも、記事数は少なくても、独自の価値観を全面に打ち出す。店長の人柄やその人となりが伝わるような、血の通ったコミュニケーションが生まれるサイトにすること。こういった行為が重要なのでは? と思います。

 

>サイトそれぞれ“個性”を大切に


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