タイトとエアリーの合わせ技。凝ったアレンジの編みおろしスタイル−sakiさん

◆◆◆デザインのポイント◆◆◆

ドレスがシンプルなので飾りは控えめにして、アレンジは凝ったデザインに。今トレンドのタイトなスタイルと、エアリーなスタイルをあえてミックスさせてみました。タイトすぎるとお顔の輪郭や頭の形が気になってしまう方もいらっしゃるので、エアリースタイルとミックスさせることでお顔とのバランスを取っています。ピアスが大振りで印象的なので、ヘアパーツはあえてゴールドのワイヤーのみに。凝ったヘアデザインなので、印象が強すぎない華奢なワイヤーを合わせました！

◆◆◆デザインレシピ◆◆◆

＜アレンジ＞

ベースはストレートアイロンと32mmでミックスに巻き、トップからミドルはツイストでランダムにピニングしてふわふわに引き出す。トップのボリュームを出しすぎるとアンダーをタイトにしたときにアンバランスになるため、引き出すときに高さが出ないよう斜めに広げるイメージでほぐす。引き出す毛束は太いものと細いものがうまくミックスするようにする。アンダーはタイトローブ編み。オイルやバームのスタイリング剤を最初にしっかりつけ、ある程度スタイルが仕上がってからスプレーでまとめる。

＜アクセサリー＞

上からゴールドのワイヤーをヘアアクセサリー代わりにアレンジ。緩く巻くのではなく、タイトに巻きつけるのがポイント。

◆◆◆2021年のウエディングヘアデザインヒット予想◆◆◆

昨今カジュアルでシンプルなウエディングドレスが増えてきました。そのため結婚式自体も同様に、カジュアルな形式なものが増えてきように思います。

アレンジも作り込むスタイルより、シンプルな方向に削ぎ落とされてきたなぁと感じます。そのため、ガチガチに作り込むというよりは、全体の質感、雰囲気、トータルバランスで目を引くような、シンプルだけど印象的なデザインに注目しています。

プロフィール

saki（さき）
1990年生まれ愛知県出身。2018年4月フリーランスへ。サロンワークを中心に全国の花嫁さまのブライダルヘアメイクを担当。お客さまに似合わせたヘアカラー、ヘアメイクで花嫁さまをプロデュースしている。

＞シンプルな中に個性があるデザインに定評のあるMYDRESSER BRIDAL　竹本さんの提案するウエディングヘアデザインとは？