結婚式のアレンジに新定番!? 人気スタイリスト4人が紹介する2021年のウエディングヘアトレンド

 

今回ご紹介するのは2021年のトレンドウエディングヘアデザインです。結婚式のあり方がホテルやチャペルから、レストランやガーデンウエディングと多様化してきている現在。特に2020年からはソーシャルディスタンスの影響でリモートや写真だけといったミニマルウエディングなども増えてきています。

 

そこで今回はウエディングの第一線で活躍する4名の美容師にインタビューを実施。2021年のトレンド予測と、おすすめするレシピ、ポイントを一挙公開します。

 


 

<目次>

>柔らかな艶感とエアリーなまとまりがあるナチュラルスタイル−le rire 塩田信子さん

 

>10年後も色褪せない美しさを表現! 老若男女に受け入れられるスタイル−CEU 服部由紀子さん

 

>タイトとエアリーの合わせ技。凝ったアレンジの編みおろしスタイル−sakiさん

 

>見る角度で印象が変わる。正反対のスタイルを組み合わせたシニヨンスタイル-MYDRESSER BRIDAL 竹本実加さん

 

柔らかな艶感とエアリーなまとまりがあるナチュラルスタイル−le rire 塩田信子さん

 

 

◆◆◆デザインのポイント◆◆◆

柔らかさを残して艶感とエアリー感を出すことで、ナチュラルでありながらもまとまりのある美しさを表現しています。挙式後にはベールを外し、アクセサリーをつけ替えてパーティスタイルに。両サイドが映えるよう、アシンメトリーなヘッドアクセをつけました。まとめる際のスタイリング剤はN.のオイルを使用しています。全体がドライ過ぎずウェット過ぎずないように軽めにつけるのがポイントです。アクセサリーは花嫁さまがご用意くださったものなのですが、シンプルなヘアアレンジでもとても華やかになり、パーティ会場の雰囲気にぴったりでした。

 

◆◆◆デザインレシピ◆◆◆

<アレンジ>

ベースはネープから26mmでリバース、フォワード交互に巻き、毛先は平巻きでゆるめに巻く。トップは根元を立たせるように巻いていく。スタイリングはサイドを残しトップをざっくり引き出しながらゴムでまとめる。サイドはゆるめにねじりながら後ろにまとめる。シニヨン部分はロープ網みをしてざっくり引き出しながらまとめる。トップ、サイド、シニヨンのバランスを見ながら整える。

 

<アクセサリー>

上下の決まりがなく自由自在に配置できるアクセサリーのため、バランスを見ながら両サイドの位置を決めてシニヨン部分に乗るように飾る。

 

◆◆◆2021年のウエディングヘアデザインヒット予想◆◆◆

昨今の事情から華美な演出を減らした人数を制限しての挙式、披露宴となり、全体がシンプルでナチュラルとなっているため、ヘアスタイルも、ウェーブやナチュラルな質感でシンプルなものに注目が集まっています。また、ナチュラルな中でも、自分らしさを取り入れ、ご自身が本当にやりたいスタイルで、自然体で過ごすといった風潮が見受けられます。そのため、私はドレスや会場に合ったヘッドドレスやアクセサリーでその人らしい特別なアレンジを取り入れるようにしています。そういった、ナチュラルな中に特別感を演出するスタイルが今後のトレンドになると思います。

 

プロフィール
le rire
代表/塩田信子(しおだ のぶこ)

美容学校卒業後、都内ヘアサロン2店舗トータル12年のサロンワークを経て、フリーランスのヘアメイクアップアーティストとして活動。2010年ブライダルヘアメイクアップアーティストチームle rireを設立。2016年6月株式会社ル・リールを開設。透明感のあるナチュラルなメイクアップから、エレガントで上品なスタイル、そしてエッジの効いた個性あるスタイルまで幅広い技術を持つ。花嫁さまのなりたい自分、且つ花嫁さまの内面の美しさを引き出すヘア&メイクアップには定評がある。

 

>今後のウエディング業界を牽引すると呼び声の高いCEU 服部由紀子さんの提案するウエディングヘアデザインとは?

 

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