ALBUMのトップ美容師が語るスター美容師の育て方〜NATSUMI×穴井まどか・佐原里奈 編〜

「受からなきゃ」より「お客さまを可愛くしたい」その思いが勝ったときにデビューが決まった

 

 

――お二人に伺いたいのですが、デビューまでの期間でNATSUMIさんからはどんなことを学びましたか?

 

佐原:やっぱりお客さまへの思いの強さが誰よりもあるというのは本当に感じていたので、すごく学びになりました。私は6回目のチェックでやっとスタイリストデビューということになったんですけど、最初にチェックを受けたときから数えると、1年以上かかっています。

 

もちろん1年の積み重ねで技術がレベルアップしていったというのもあるのですが、何回も落ちていると受かることだけをゴールにして考えてしまうんですよね。「早くカットしなきゃ」とか「とりあえず早くやって時間内に入れなきゃ」となってしまうんです。それはやっぱり違うと自分の中で気づくことができて「このモデルさんを可愛くしたい」というのを一番に考えて挑んだときに受かることができました。

 

 

穴井:私も、接客の面はNATSUMIさんの影響はとてもありますね。 NATSUMIさんの接客を間近で見ていたので、そのマインドを引き継いで、お客さまへの思いは一番大事にしていきたいです。私は、今年の2月にデビューしてスタイリストとして働いているのですが、髪の悩みを持っているお客さまというのは本当に多いと感じています。なので、最初にしっかり悩みを聞き出して解決策を言葉で説明しながら一緒にスタイルを作っていくようにしています。

 

――ありがとうございます。最後に、今後の美容師としてどんな活躍をしていきたいか聞かせてもらえますか?

 

佐原:カラーを推しながら、根本的にはお客さまの髪のお悩み解決していきたいです。可愛い髪型が作れるだけじゃなくてプラスアルファで悩み解決して、お客さまに寄り添える美容師になりたいです。

 

穴井 :私は、レイヤーカットのスタイルを打ち出していきたいです。

あとは、やっぱりヘアメイクが好きなので、ALBUMとしての外部仕事でヘアメイクのしごとができたらと思っているので、頑張りたいです。

 

 

NATSUMI:りなぽよは、5月にデビューしてすぐにコロナの影響で自粛期間に入ってしまったのですが、カットや理論や接客、パーソナルカラーなどこの期間で学んだことってすごく多くいと思うんですよ。引き出しがいっぱいある状態でワクワクしながらお客さまに望むことができるので、それをどういう風に解放してお客さまに伝えていくのか、すごく楽しみにしています。

 

穴井ちゃんは、今までのALBUMのどのスタイリストよりもエッジの効いたスタイルをつくるんですよね。レイヤースタイルは韓国好きの間でも流行っているし、時代にヒットしやすいスタイルを打ち出していくんじゃないかなと期待しています !

 

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プロフィール
ディレクター/NATSUMI(なつみ)

東京美容専門学校卒業後、都内1店舗を経て2015年にALBUMに入社。約1年のアシスタント期間を経て、スタイリストデビュー。インスタグラムの動画配信で注目を浴び、サロンのエースとして活躍。2018年にディレクターに昇格。技術者として第一線をリードしながら、マネージメントにも注力を注いでいる。

 

 

 

プロフィール
ALBUM
スタイリスト/穴井まどか

日本美容専門学校卒業。1店舗を経てALBUMに入社。2020年2月にスタイリストデビュー。ナチュラルかつポイントでエッジを効かせたオシャレな外国人風STYLEや韓国スタイルを打ち出しながら顧客の個性を最大限に活かすスタイルを提案している。

 

 

プロフィール
ALBUM
スタイリスト/佐原里奈

住田美容専門学校卒業。2017年にALBUMに入社。2020年5月にスタイリストデビュー。ガーリーなスタイルを得意とし、顧客一人一人の個性や魅力を引き出すことに尽力している。

 

(取材・文/須川奈津江)

 

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