『このヘアスタイルにして！』写真を見せてきた女性客の動機に戦慄（28歳／男性）

営業中、カウンセリングの時に｢この女の子と同じ髪型にしてください！｣とスマホで女性の写真を見せてきたお客さまがいました。「あれ、どこかで見たことがあるような…？」と思いよく見ると、その写真の女性は僕が指名を受けて担当している方でした。

知り合いだったのか！ と驚いて「この方、自分が担当しているお客さまなんです。もしかして知り合いですか？」と聞いてみました。すると「いえ、知り合いではないです。でもこの美容院に通っているって知って、来てみたんです」と意味深な返事が…。疑問に思って詳しく話を聞いてみると、実はこの写真の女性、カウンセリングに来店したお客さまが好きな男性の元カノだということが判明。

さらにその女性は｢この女の人と昔付き合っていたってことは、彼はこの髪型が好みだったってことじゃないですか。だから元カノさんと同じ髪型にして振り向いてもらいたくて…。このヘアスタイルにしてください！｣と迫ってきたのです。僕は困惑のあまり、固まってしまいました。

その人はわざわざ元カノのインスタアカウントを探し出し、元カノの投稿やサロンのブログ記事をくまなく読んで、担当者である僕を割り出したとのこと。元カノと同じ髪型にしたら付き合えるなんてあるわけがないですし、好きな人に振り向いてもらうためにそこまでする発想と行動力が恐ろしかったです。こういう方がストーカーになったりするのでしょうか…。

ミスした後輩が翌日に起こした衝撃の報復とは？（27歳／男性）

美容師は薬剤の調合があり、ちょっとのミスが大きな事故につながりかねません。そのため薬剤に関しては厳しく指導しています。しかし最近は少し注意しただけで、泣いてしまったり、辞めてしまったりする新人が続出しています。

そんな中、後輩に薬剤ミスの注意をしたところ、その日の夜にその子が自身のSNSに「今の店パワハラが半端ない。こんな環境で働くのはもう無理かも…」と僕の実名を載せて投稿していたんです。

最近の子は打たれ弱い印象があるので、注意といってもそこまで強く言っていません。「この薬は間違えると髪がポーラスしてしまうから、よく確認してから調合しないとダメだよ」と言っただけなんです。これでパワハラと思われてしまうのかと驚きました。しかもSNSを使って実名で投稿されてしまうなんて…。時代だなとも思いますが、若手の子がみんな怖いです。こんな風になんでもかんでもSNSで拡散されてしまうと思うと、怖くてどうやって教育すればいいのかわかりません。

＞施術中にとあるアプリを起動させる男性。その謎行動の目的は…？