若手に迷惑がられているかも!? 現役美容師が遭遇した「老害エピソード」10選

 

完全にハラスメント…オーナーの老害発言に、全員ドン引き!(35歳/女性)

 

先日、中途採用の面接に20代の女性がきていました。営業後、みんなで練習をしているときに、フロアの隅のブースで面接をしていたので、どんな人か興味津々で様子をうかがっていると…。オーナーからまさかの老害発言が飛び出しました。

 

面接の最後に、思い出したかのように「あっ、そうそう! 〇〇さんは結婚、出産の予定はあるの? 女性って大体26歳から30歳くらいで結婚と出産を考えるでしょ? 今25歳ならそろそろ考えているのかな〜。だとすると、入社していろいろ教えてもすぐ辞めちゃうよね? それじゃこっちも困っちゃうからね〜」と言ったのです。

 

老害というか、もうここまでくると「セクハラ・パワハラ」です。これだけハラスメントが問題になっている現代に、このような発言をまったく悪びれず、むしろ清々しい顔で聞いていたオーナーに、全スタイリストがドン引きしました。

 

 

当然、面接にきた女性は採用を辞退していました。あまりの老害さに「うわー、ないわこの店」と思ったに違いありません。しかし、きっとオーナーはなんの悪気もなく、店の経営のことを考えてナチュラルに聞いてしまったんだと思います。だからこそ、考えをあらためてもらうことは難しいと感じました。恐ろしい…!

 

 

新しい技術を取り入れたい! しかし店長は受け入れず…(28歳/男性)

 

数年前から、酸熱トリートメントや酸性ストレートがブームになり、ツヤツヤになった髪をリングコームのテールでふわふわ上下させるようなInstagramの投稿をよく見るようになりました。自分も酸性ストレートをやりたくて、ある日のミーティングで店長に言ってみました。

 

しかし、「出た当時に俺もやってみたけど、あれは帰りにストレートアイロンをかけてそのまま帰らせるからまっすぐツヤツヤに見えるだけなんだよ。シャンプーしたらもと通りに戻っちゃうから詐欺みたいなもん! だから導入しない!」と言い返されてしまったんです。そして「新しい材料を発注すると、在庫が増えるし材料費がかさむ」とも言われ、提案は受け入れてもらえませんでした。

その時代の酸熱トリートメントやストレートのことを僕は知りませんが、サンプルを注文して彼女や他のモデルさんの髪で試してみたところ、ツヤツヤでまっすぐな髪が持続しました。しかし、その写真を撮って店長に説明しても、信用してくれません。自分の世代が経験したことしか信じない老害になってしまうと、本当に時代から取り残されてしまうんだなと、悪い見本として見ています。

 

>流行りのヘアスタイルにしたいお客さま。しかし老害な副店長は…

 

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