若手に迷惑がられているかも!? 現役美容師が遭遇した「老害エピソード」10選

 

大事なイベントなのに…子持ちスタイリストを悩ませる、時代遅れな考えのオーナー(32歳/男性)

 

うちの店では、何があっても土日や祝日などの繁忙日に、休みの希望を出すことができません。僕は既婚者で子どもがいるため、幼稚園の運動会など土日に行われる行事に参加したいと、オーナーに何度もお願いをしていました。

 

しかし、「美容師が土日は休めない職業だって、就職前からわかってることだろ。だったらなんで美容師になったんだ」と、許してもらえません。さらに、「俺の時代は土日なんて絶対休めないから、熱があっても怪我をしても店に顔を出さないといけなかったんだ! これが誠意だし、やる気の見せ方だ!」とめちゃくちゃなことを言ってきます。

 

土日祝日が忙しいのはもちろん理解しています。しかし、運動会は年に1回の行事だし、毎週休ませてほしいと言っている訳でもないのに理解してもらえず不満が溜まっています。

 

 

昔は違ったのかもしれませんが、今はどの企業でも有休をしっかり使えたり、男性も育児休暇が取れたりする時代です。周りの美容師の友だちに聞いても、運動会の日は休ませてもらえると言っていました。

仕事は真面目にやっていますが、この先の子どもの成長を考えると、参加したい行事もたくさんあります。このままうちの店が、時代遅れの老害美容室なのであれば、転職を考えています。

 

 

年配の人を侮りすぎ!? タブレットを導入しない驚きの理由とは(32歳/男性)

 

うちの店では、いまだにお客さま用の雑誌をアシスタントが毎月本屋さんに買いに行かなければならないんです。近隣の美容室はもうどこもタブレットで、月定額で雑誌が読み放題のアプリを使っています。

 

そこである日のミーティングで、タブレットを導入して雑誌を電子にすることを提案してみました。しかし、「うちの店は年配のお客さまもいるから、最新のタブレットとかにしたら使い方がわからなくて嫌がられるだろ!」と言われたんです。

 

みんな、意味がわからないという顔をしていました。今は年配の人でもスマホを持っているし、うちのおばあちゃんだってLINEを使いこなしています。はじめは抵抗があるかもしれないけれど、教えてあげればすぐに使えるようになるはず。こうやっていつまでも時代に逆らっていると、どんどん時代遅れになっていってしまいますよ…。

 

自分は40歳までに独立を考えているので、オーナーになったらどんどん新しいものを取り入れて、最先端の店を作っていきたいと思っています。そのときに、自分が老害にならないよう、社長を反面教師にしています。

 

若い子のファッションが許せない、老害なお局美容師にうんざり!

 

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