【10分で人生を変える一手を】33人の美容師が「10分カットオーディション」に挑戦。技術、判断力、センスを競う真剣勝負を展開<PR>
【Aチーム (11時スタートの部)】講評

【1】 SAKURA/JEWIL HARAJUKU @skr_jewil

まず印象的だったのは、カットしている姿がとてもきれいだったこと。堂々とした立ち振る舞いから、普段のサロンワークでもお客さまから支持されている美容師さんなのだろうと感じました。淡々と迷いなく進めていくので、途中の段階から「このスタイルを狙っているんだな」という完成形が見えていたのもよかったです。限られた時間の中でも、自分の狙いを明確に持って仕事をしていることが伝わってきました。(今泉審査員)
【2】 岩下 将/JEWIL渋谷 @jewil_iwa

仕上がりがとてもかわいく、ウィッグの雰囲気にもよく合っていたのが印象的でした。特に、全体の質感とツヤ感のバランスがよく、スタイルのかわいらしさをしっかり引き出せていたと思います。ウィッグを見たときに感じる素材感を理解したうえで、どんな質感に仕上げるかまで考えていたことが伝わる作品でした。シンプルに見えて、仕上がりの印象がきれいにまとまっていたと思います。(龍審査員)
【3】 滝沢 嵩大/soigné @takizawa_soigne

今回のウィッグの中でも、ひときわ個性が際立っていたスタイルだと思います。こういうデザインは左右の均等感がとても重要ですが、全体のバランスがきれいに取れていました。特に前髪の似合わせが絶妙。眉の位置やウィッグの顔立ちまで考えたうえで、前髪のバランスをつくっているのがよかったです。また、パサつきやすいウィッグの質感をタイトに収め、フォルムと質感をきれいにコントロールできていました。個性的なファッションにもハマる、完成度の高いデザインだと思います。(小西審査員)
【4】 木倉 義宗/Kii 武蔵小杉 @kii_kikura_yoshimune

カットの構成がとてもきれいでした。まずベースをしっかり切り切ってから、セニングや質感調整に入るというプロセスが明確で、その仕事の進め方自体が美しかったです。フィニッシュでも、締めるところは締め、動かしたいところにはニュアンスをつくるなど、細かな調整ができていました。最終的には、レイヤーとボブのバランスがよく取れたスタイルに仕上がっていたと思います。カットから仕上げまで、一つひとつの工程に意図が感じられる作品でした。(佐藤審査員)
【5】 國方 大靖/FIGARO umeda @figaro_kunikata

このウィッグの少しクールな顔立ちに合わせて、エレガントでモードな雰囲気をつくったことは、とてもよかったと思います。切りっぱなしをベースに顔周りへレイヤーを入れ、グラデーションを加えるという構成もシンプルで、狙いは明確でした。一方で、シンプルなカット構成だからこそ、細かなディテールのつくり込みがより重要になります。仕上げにもこだわりは感じましたが、もう一段細部まで精度を高められると、デザイン全体の完成度がさらに上がったと思います。シンプルさを強みに変える、最後のひと押しに期待したいです。(土田審査員)
【6】 Kōki/SIA TOKYO @siatokyo_koki

少し緊張している様子もありましたが、焦らずに最後まで進めていた姿が印象的でした。カット自体は比較的シンプルなスタイルでしたが、シンプルなデザインほど、最後のつくり込みが重要になります。カットラインはきれいに出ていたので、仕上げでもう一段こだわることで、より完成度を高められたと思います。ナチュラルに見せたいスタイルだからこそ、自然に見えるまでつくり込む意識があると、さらによくなると思います。(今泉審査員)
【7】 広瀬 和輝/VIEW GINZA @view_hirose

ウエットの状態から、レザーを使って一気にスタイルをつくっていくスピード感がとても印象的でした。かなり練習してきたことが、手の動きからも伝わってきましたし、全体のバランスもよかったと思います。セットをしないこと自体を一つの魅力として見せていたと思うので、その意図は伝わりました。ただ、今回はフィニッシングに5分あるからこそ、最後にもう少し作り込んだ状態も見てみたかったです。カットのスピードと技術を、仕上げまでどうつなげるかが今後のポイントだと思います。(龍審査員)
【8】 森田 翔生/VIEW GINZA @view_toi

まだ若い美容師さんで、アシスタントという立場でありながら、10分という限られた時間でここまでつくり込めたことは本当にすごいと思いました。33体を並べて見たときにも、フロントから見たシルエットに雰囲気があり、全体のバランスもよく感じました。一方で、最終的なフィニッシュには、もう一段つくり込める余地があったと思います。ベースのカットができているからこそ、最後の5分でどこまで作品として完成度を高められるか。そこを意識すると、さらに印象に残るスタイルになると思います。(佐藤審査員)
【9】 夏山 秀憲/GRAFF hair @natsuyamahidenori

サイドやバックのセクションのつくり方、全体のフォルムはとてもよかったと思います。特にベースとなるシルエットには、しっかり考えてカットしていることが感じられました。一方で、ショートは頭が大きく見えるほど、かわいさをつくるのが難しくなります。今回のようなデザインであれば、もう少しコンパクトなフォルムに持っていくことで、より洗練された印象になったのではないでしょうか。パーマなどで動きを加える方法もありますが、まずはシルエットのコンパクトさを意識すると、さらによくなると思います。(小西審査員)
【10】 菅谷 晃平/soigné @kohei_soigne

シンプルなショートボブですが、カットラインはきれいに仕上がっていたと思います。ただ、シンプルなショートボブだからこそ、顔周りをどうデザインするかが非常に重要になります。今回はそこにもう少しデザイン性を加えられると、最終的な洗練度が上がったかもしれません。ベースが整っている分、もう一歩踏み込んだ顔周りのつくり込みがあると、作品として目に留まりやすくなります。シンプルな中に自分らしいデザインをどう加えるか、そこに期待したいです。(土田審査員)
【11】 米田 怜穏/GARTE @vleon_o

カットは比較的シンプルな構成で、上に引き出してレイヤーを積み上げていくようなつくり方でした。レイヤーを全面に出したスタイルは今回の中でも少なかったので、個性があり、目に留まりました。一方で、少し緊張もあったのか、時間内に仕上げきるところでは苦戦していた印象も。特にウィッグの場合は、レイヤースタイルほど最後のツヤ感やまとまり感が仕上がりを左右します。デザイン性があるからこそ、最後の質感までしっかり整えることで、さらにクオリティが上がると思います。(今泉審査員)