【10分で人生を変える一手を】33人の美容師が「10分カットオーディション」に挑戦。技術、判断力、センスを競う真剣勝負を展開<PR>
【Bチーム (13時スタートの部)】

【12】 田靡 羽玄/Lond @ugen_0209

レイヤーボブをベースに、顔周りを内巻きにしていくという狙いは伝わりました。ただ、全体を動かしたいのか、まとめたいのかという意図が少し分かりづらく、仕上がりが散らかって見えたのが惜しかったです。シンプルなカット構成だからこそ、細かなディテールのつくり込みがより重要です。カット自体は完璧にできていると思うので、最後のスタイリングで全体をどうまとめるかをもう少し意識すると、より完成度の高い作品になったと思います。(龍審査員)
【13】 伊藤 達也/COA銀座maison @tatsuya_coa

10分という時間でウィッグを短く切り込むのは、かなりリスクのある選択です。その中で、短めのスタイルで勝負したこと自体がすごいと思いました。まだ若い美容師さんでありながら、思い切ってデザインをつくった姿勢も評価したいです。ただ、短くなればなるほどトップセクションのつくりが重要になり、丸みが出すぎるとシルエットが重く見えてしまいます。トップにもう少しアシンメトリーな要素をつくることで、よりシャープで洗練された印象にできたと思います。(佐藤審査員)
【14】 仲村 龍太/NOUe @r_nakamura.noue

マッシュウルフのような左右のバランスが見えやすいスタイルは、左右差がそのまま作品の印象につながります。今回は右のバックサイドや左のアンダーなど、部分的に重さの違いが見えたのが少し惜しかったです。こうしたデザインだからこそ、左右の均等感をより意識してつくることが重要だと思います。もしカットだけで調整しきれない場合でも、最後のスタイリングで左右差を整えることはできます。カットとフィニッシュをセットで考えると、さらに完成度が上がると思います。(小西審査員)
【15】 黒澤 さらさ/NOUe @sarasa.noue

まず、カットしている姿がとてもきれいで、楽しそうに仕事をしていたのが印象的でした。最後のプレゼンも、おそらく準備した言葉ではなく、その場で自分の考えを話しているのだと思いますが、理論的に説明できていて、普段のサロンワークがそのまま出ているように感じました。スタイル自体もクリエイティブに寄せたデザインで、33体の中でも目立っていました。顔周りなど細かな部分へのこだわりは感じられたので、バックまでさらに時間をかけてつくり込めていたら、より完成度の高い作品になったと思います。(今泉審査員)
【16】 ゆうだい/COA omotesando @yudai_bob_

顔型に合わせて、きれいなシャープなラインをつくれていて、全体のバランスはとてもよかったと思います。ただ、前下がりのショートという比較的シンプルなデザインだからこそ、質感のコントロールが重要になります。こうした細かな質感の差を整えていくと、シンプルなデザインでも一気に洗練されます。ベースがきれいだからこそ、最後の精度をさらに高めてほしい作品です。またプレゼン発表はお見事。デザイン解説はもちろん、ヘアデザインへの姿勢がしっかり伝えられたと思います。(土田審査員)
【17】 宮本 剛司/goom @takabo.312

前上がりのラインを生かしたボブスタイルだったと思います。今回一番気になったのは、前は流れているのに対して、後ろが少しペタンとして見えたところです。どこにボリュームを置き、どこを流したいのかという全体のバランスが、少し分かりづらくなっていました。前を流すデザインにするのであれば、後ろにもその流れがつながっていると、スタイルとしての完成度がさらに上がったと思います。前後のつながりを意識してデザインすると、よりまとまりのある作品になると思います。(龍審査員)
【18】 上野 紘希/Allora 三軒茶屋 @hiroki_ueno_1

フロントから見たシルエットがとてもきれいで、前髪を分ける位置やバランスもよかったと思います。正面から見たときの第一印象は、とてもきれいにまとまっていました。一方で、時間が経つにつれて前髪が目にかかってくる想定や、バックのカット構成を見ると、もう少し時間があれば最後まで切りきれたのではないかという印象もありました。10分で完成させるためには、どこに時間をかけ、どこを効率化するかというプロセス設計も重要です。そこをさらに磨くと、仕上がりの安定感が増すと思います。(佐藤審査員)
【19】 髙橋 光平/ROAMER jingumae @coffee_tk

全体的によくまとまっていて、スタイルとしてもきれいでした。カットしているときの所作もよく、落ち着いて仕事をしている印象があります。さらにクオリティを上げるなら、トップのニュートラルなポイントにもう少しレイヤーを入れて軽さを出し、ミドルセクションは中間部分をしっかり取ってタイトにすると、よりメリハリが出たと思います。ベースはきれいにできているので、重さと軽さのコントラストをもう一段つくることで、さらに洗練された作品になったと思います。(小西審査員)
【20】 田實 紗和/GARDёN @_saw.___

ウィッグの顔立ちを生かしながら、若々しくかわいく見せるデザインにできていたのがよかったと思います。全体的にAラインで、横の膨らみもしっかり残したことで、かわいらしい雰囲気はきれいに出ていました。一方で、この顔立ちに合わせるのであれば、もう少し締め感やくびれをつくることで、さらに似合わせられたのではないかと思います。Aラインという方向性はよいので、ただ広げるだけではなく、締める部分をつくることで、よりメリハリのあるスタイルになったと思います。(土田審査員)
【21】 能登谷 泉稀/ABBEY @abbey_notoya

ベースのカットがとてもきれいで、カットしているときの所作も美しかったです。基本的な技術がしっかりしていることが伝わってきました。一方で、仕上がりを正面から見たときに、もう少し「かわいく見せる」ことを意識してもよかったのかなと思います。前髪をどちらへ持っていきたいのか、その仕上がりを想定したうえでカットできると、より完成度が上がります。仕上げをどう見せたいかまで逆算してカットすることが、さらに技術を伸ばすポイントだと思います。(今泉審査員)
【22】 石田 洋英/ABBEY @abbey_ishida

ダッカールを使う工程をヘルプの方に任せるという、今回のルールの隙間を突いたアプローチが面白かったです。明確に禁止されていなかった部分を自分なりに考えて使ったという意味では、33名の中でも一人だけ違う攻め方をしていて印象に残りました。個人的には、このくらいの長さのバランスも好きです。一方で、正面から見ると全体的に少し重さが残っていたので、もう少し時間があれば調整できたのではないかと思います。発想の面白さとデザインのバランスが印象的な作品でした。(龍審査員)