美容師がアイドルをプロデュース!? Candye♡Syrupの挑戦

アイドルを通じて自分たちの世界観を表現する

 

 

-曲や作詞はどのようにしたんですか?

 

楽曲はミュージシャンの方にお任せしました。「こういう動きをしたいから、それに合うような曲にしたい」という要望を伝えて、あがってきたものを聞かせてもらって微調整していくような感じです。もともと自分が好きなバンドの人にお願いしたのでバッチリでした。

 

ただ、楽曲って歌詞と歌う人がいないと、仕上がりが想像できないんですよね。歌い方によってもまったく印象が変わりますし。しかも歌い方が世界観を作る上での大切なカギになる。僕はこれまで作詞をしたことがなかったのですが、ずっと興味はあったんですよ。今ではCandye♡Syrupの曲の何曲かの歌詞を作っています。

 

 

アイドルをプロデュースして思うのは、僕が表現したい世界観を全部盛り込めるということ。美容師さんが自分の世界観を表現するというと、ヘアショーをイメージされるかもしれません。だけど、それだと髪とファッションだけ。アイドルなら髪やファッションはもちろん、曲や歌詞、振り付け、歌い方などでストレートに伝えられます。なので、プロモーションビデオが満足のいく仕上がりで完成したときは感慨深かったですね。

 

-アイドル活動は今どんな風に展開されていますか?

 

地道にライブハウスで活動しています。毎回結構盛り上がっているので、ありがたいですね。ちょっと激しめの音楽に、パステルカラーのアイドルたちというギャップが受けているのかも。プロモーションビデオもいい具合に名刺代わりになっています。

 

https://youtu.be/glGOBWHjzdI

 

ショップとサロンの知名度がある程度あったので、その効果もやっぱりありますね。サロンのお客さまがアイドルに興味を持ってくれることもあるし、アイドルから入ってサロンのお客さまになってくれる人もいます。

 

ただ、アイドルプロデュースって、ゴール設定が難しい世界だな、と思います。たとえば「武道館に行きます!」とかいっても、あんまり現実味がないじゃないですか。目の前のお客さまを喜ばせて、一つひとつステップアップしていくしかないのかなと今は考えています。いつか恵比寿のリキッドルームとかZepp Tokyoでライブができるようになったらいいな…という想いはありますけれど。

 

>プロデューサーになって「見られ方」の意識が変わる

 

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