接客は掛け算。0点はみんなゼロになるから1点でも取れ!「NOBU’S KITCHEN」Vol.6ゲストSHEA. 代表 坂狩トモタカ【後編】

 

大人気サロンALBUM/プロデューサーのNOBUさんの美容以外の夢、それはレストラン「NOBU’S KITCHEN(仮)」をオープンさせること。その夢を叶えるため、QJナビDAILY上で開店!

 

毎回、NOBUさんが気になる人をゲストにお呼びし、NOBUさんの自宅(!?)でNOBUさんの手料理を食べながらざっくばらんに美容業界について語り明かしていただきます。第6回目は、SHEA.代表の坂狩トモタカさん。

 

接客の極意や顧客さまあるある、坂狩さんが悩む人材育成についての話などしっぽり盛り上がった後編です!

 

※本文中の敬称は省略しています。

 

>前編を見る

 


 

接客はかけ算。0点とるな!

 

―今回おふたりに接客の極意を伺いたくて。大切にしていることはありますか?

 

NOBU:俺は若い子やアシスタントに、接客は“かけ算”と伝えています。常に点数取れるように、せめて1点でも取れるような働き方を心がけてほしいんです。

例えば俺が技術で10点とっても、アシスタントが元気なくて、お客さまから「この子の接客ナシだわ~、0点」って思われたら、かけ算すると、NOBUチームとALBUMが0点になっちゃうんですよ。

さらに誰かがマイナスを取ってしまうと、マイナス…。技術が足りないと感じてるなら、1点でもいいから点数を取れるように、笑顔とテンションを上げられる努力をする。とにかくこれに尽きますね。

 

 

坂狩:うん、わかります。

ちなみにNOBUさん営業中テンション高いんですか?

 

NOBU:俺めっちゃ高いよ。

テンション下がってる後輩見ると、テンションごときで0点作るな! って思う。

 

坂狩:そうなんだ、モード系でクールな感じで見せてると思ってたから、イメージ変わりました!

 

―坂狩さんの接客の極意は?

 

 

坂狩:そうですね、お客さまに“嘘つかないこと”かな。その人の1番の美容師であり続けて、人生の一部になりたいから、努力し続けるしかないですね。

あとはマネージメントやサロンの空間や雰囲気、スタッフまで自分が思う接客イメージの共有を行き渡らすためには、自分がちゃんとした人間として生きていかないと説得力がないよね。それに、はさみが言葉というか、デザインに全て出てしまうので、プロの美容師でいることを意識しないといけないと思いますね。

 

―NOBUさんってリピーターさんも多いんですか?

 

NOBU:10年通ってくれてる人もいます。お客さまと共に歩みたい気持ちはありますよね。でも流石に1日65人やった日は死んだから、ちょっと今後のことは考えていきたい(笑)。NATSUMIにも「NOBUさんそんなに人数切るのやめてください」って言われたばっかり(笑)。

 

坂狩:うわ…僕20人でも大変でしたもん。

 

アシスタント:すごい人がくるんですよ。

 

NOBU:独立とかほんま考えてないんで、美容師としていれればそれ以外なんもないかな。しばらくは営業で負けないようにして、まぁ若いサロンだから畦道の道を舗装していくのがプロデューサーである俺の役目だから。それでスタッフが成長したら、結果としてお客さまへの対応もよくなっていくだろうし。

 

>美容師はお客さまの人生に関わる仕事です。

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