教育時間が大幅短縮?!離職を防ぐきっかけにも?進化する動画サービスの今。スマホでできる動画マニュアルサービス「soeasy buddy for beauty」とは。

 

社内の情報共有として定期的に活用することで、コミュニケーションがより円滑に。–Salon de Milk露木さん&樋口さん–

 

 

<プロフィール>

Salon de Milk

代表取締役

露木 啓介(写真右)

 

都内有名店を経て、2013年Salon de Milkを立ち上げる。どの年齢層にも対応できる再現性の高いカットと透明感のあるデザインカラーに定評があり、カラーに関しては全国や海外でセミナーを開催している。芸能人やモデルなどの顧客も多数。年内に新店舗を計画中。

Instagram:keisuke._.tsuyuki

 

 

Salon de Milk

スタイリスト

樋口 親司(写真左)

 

山梨県出身。窪田理容美容専門学校卒。都内1社勤務後Salon de Milkに入社。渋谷店を経て現在は溝の口店に勤務し、スタッフの教育担当を務める。ダメージを考慮した上でのカラー選定、硬い髪質を柔らかく見せるベージュカラーを得意とする。

Instagram:1009higu

 

SALON DATA:

店舗数:2店舗(原宿、溝の口)

スタッフ数:20名

導入歴:2年

 

Q.「soeasy buddy for beauty」を導入しようと思ったきっかけはなんですか?

 

 

露木:紙のマニュアルをスタッフに手渡ししていたんですが、紙を見ながら練習するのってメモも取りづらいし、できているかどうかの確認もしづらいだろうなと。そこで動画教育の必要性を感じていました。動画で残しておくことで、常にチェックができるようになるので、スタッフ教育の効率が上がることも期待していました。また、薬剤やカラーの配合などは、もちろん日頃のサロンワークで学べることが多いのですが、それだけだとどうしてもついているスタイリストの知識に偏ってしまう。そうした情報の共有を全社的にできるようにしたいと思ったことも導入のきっかけになりました。

 

Q.どのように活用されていますか?

 

 

露木:動画マニュアルの投稿はもちろんですが、毎週、毎月の売り上げ報告、月末の売上スタッフランキングを全スタッフに共有しています。また、スタイリストには週に1回、オススメのカラースタイルを解説付きで投稿してもらっています。投稿に対してスタッフにもコメントを投稿してもらいながら活性化させ、1番可愛かったカラースタイルを僕や幹部が選んで発表したりも。全員が参加できるような方法を考えながら、楽しく情報共有できるよう工夫しています

 

樋口:今のご時世で、他店のスタッフとコミュニケーションをとる機会が減ってしまったので、それを補う役割を果たしています。スタイル投稿などに対して割と気軽にいいね!やコメントすることができるので、スタッフ同士の距離感を縮めることができているかな、と感じています。

 

Q.導入されてどのような効果を感じていますか?

 

 

露木:自分の働いている店舗以外のスタッフの売上も全社で共有するようになったので、現状を知って努力するスタッフが増えました。数字を全員で共有することで、目に見えて売上が伸びたスタッフもいます。全体的なモチベーションの向上に繋がっているなと感じていますね。

 

また、新卒生には入社前にあらかじめ動画マニュアルを見て練習しておいてもらうようにしてからは、例年の新卒生よりも技術チェックの合格スピードが早くなりました。昨年の緊急事態宣言の際も、スタッフが動画を見て、練習している様子をまた動画で送ってもらって、こちらがチェックをして、という流れをスムーズに行うことができたので、技術習得に大きな遅れは出ませんでした。

 

樋口動画や投稿を見ているかどうかを管理者側が確認することができるので、スタッフの進捗やモチベーションが把握しやすくなった、というのもありますね。教える側の効率も上がったと感じています。

 

Q.他サロンへ、このツールをオススメしたい理由を教えてください。

 

 

露木:上記でも言ったとおり、投稿を活用することでスタッフのモチベーション向上に繋げられると思います。また、今の時代で美容師ならSNSは絶対にやったほうがいいものだと思いますが、投稿する習慣が身についていないとなかなかできないスタッフもいる。まずはこの社内ツールで1日1回、なんでもいいから投稿させる習慣をつけさせて、徐々にSNSにを更新するクセをつけていってもらう、という使い方もできると思います。

 

樋口スタッフ間のコミュニケーションツールとしても有効です。サロンによっては先輩、後輩間の関係性が厳しかったりするところもあると思いますが、こうしたツールで1度ワンクッション置くことで、円滑にコミュニケーションが取れるようになる一面もあるのではないでしょうか。

 

アシスタントの教育時間が4分の1に短縮。スタイリストは空いた時間を情報発信などで有効活用できるように–SHEA.坂狩さん&千代間さん–

 

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