悪気はないと分かっていても⋯現役美容師が「何気に凹む言動」エピソード10選
4年の差は「ヤバい」? 年下同期の心無い一言に奮起した話(26歳/男性)
自分は親の反対もあって、高校卒業後に一度大学に行くことにしました。しかし、大学に行った後も美容師になるという夢が諦めきれず、卒業してから美容学校に通い、やっと美容師になったんです。
そのため、同期は4つも年下になってしまいます。長年の願いが叶って美容師になったある日、入社したお店の新卒の集まりで、自分が歳上であることをカミングアウトしたところ、「え?なんで4年も遅れて美容師になろうと思ったんですか?」と、それまでタメ口だった同期が急に敬語になり質問してきたんです。
もちろん悪気はなく、素朴な疑問だったのはわかります。しかし、親が許してくれなかった以外の答えがないので、「いや、一度大学に行ったんだけど、やっぱり美容師をやってみたいと思ってさ!」と答えたら、「4年も遅れたらヤバくないですか? 給料とか、美容師としての寿命とかも⋯」と言われてしまいました。敬語もなんか悲しくて、ちょっと切ない気持ちになりました。ここからめちゃめちゃ努力して、4年分を取り返してやろう! と思っています。
<まとめ>
心がチクリと傷むような、ちょっぴり悲しいエピソード10選でした。
お客さまはもちろん、同じ美容師同士でも、すれ違いや価値観の違いから齟齬が生まれるのは仕方がないこと⋯。だとしても、簡単には割り切れない瞬間もありますよね。凹む時はとことん凹んで、また切り替えて頑張っていきたいものです!
(取材・文/リクエストQJ編集部 イラスト/小林 潤奈)