「楽しさ」と「涙」はコトバよりも強く、僕を突き動かす C.crew 森田怜さん

「楽しけりゃなんでもいいです」 採用面接で説教1時間

 

 

前のサロンの面接の時のやりとりもよく覚えています。ちょっと変わった面接で、「なんか質問ある?」みたいな感じでした。そのとき僕は「楽しけりゃなんでもいいです」みたいな感じで答えたんですよね。そうしたら「楽しけりゃいいなら、このサロンじゃなくてもいいだろ」と叱られまして。それ言われて「あ、確かに…」と思ったんですけど(笑)

 

その後は面接なのに1時間お説教みたいな感じになってしまって。もう絶対に不合格だと思っていたんですが、まさかの合格。僕はこんな感じの見た目なんで「お前、もっとオラオラしていると思っていたけど、意外と真面目なんだな」って言われました。だから多分、面接で叱られはしましたけれど、真剣に聞いているのが伝わったんでしょうね。

 

 

面接で「楽しけりゃなんでもいいです」といった僕の気持ちは、実はオーナーになった今も変わっていません。やっぱりね、仕事は楽しくないとモチベーションが上がらないと思うんです。スタッフにもよく言っています。自分のやりたいことをやれって。誰かにやらされていることは楽しくないけど、自分のやりたいことをやっているときは楽しい。美容師をしているのが楽しくて、仕事をしている感覚がないのが最強だと思うんですよね。

 

 

最初の頃は売上を気にしたこともありました。けど、楽しければ後から売上はついてくるというか。細かいこと言われたら、みんなも楽しくないでしょうし。ちなみに来年、僕らは渋谷に拡張移転する予定です。1階から3階までの3フロアで、スタッフ数も今の約2倍になります。リスクはあるけど、チャレンジしたほうが楽しいし、カッコいいじゃないですか。そういう判断基準なんですよ。

 

>どんな言葉よりも意味を持っていた「涙」

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