【実話】現役美容師が体験した「本当にあった怖い話2022」心霊エピソード10選

 

常連客にしか見えないアシスタント…(32歳/女性)

 

これは、1年ほど前からうちの店に通ってくれているおばあちゃんの話です。この方は私よりずっとご年配ですが、とても気さくでおしゃべり好き。いつも楽しく美容室で過ごしていかれます。

 

あるとき、その方から「あれ? いつものアシスタント君は今日はお休みなのね?」と聞かれました。うちのお店には男性アシスタントはいないので、先輩の男性スタイリストのことを言っているのかと思い、「彼のことですか?」と尋ねると、「いやいや、いつもホウキを持って掃除している男の子ですよ!」との返事が…。

 

最初は冗談なのかなと思っていました。しかし、何度確認をしてもまったく話が噛み合わないのです。だんだんと、そのおばあちゃんにだけ本当にお店に存在しない男の子が見えていて、それは幽霊なのかもと思うようになりました…。

 

 

いまだにそのアシスタントの男の子の謎は解決していません。失礼な話ではありますが、「もしかすると、おばあちゃんは認知症の可能性があるのかも…?」と思い、一度探りを入れてみたのですが、それも違うようでした。でも最近は、「あの子辞めちゃったのね?」なんて言っているんですよね…。やはり、男の子は幽霊だったのでしょうか。そう考えるたびに、背筋に冷たいものが走ります…。

 

 

 

暗闇に響くハサミの音…(24歳/女性)

 

私はお店で1番新人のアシスタントということもあり、いつも最後まで居残って練習をしています。ある日、いつものように練習を終えて、店の戸締りをして帰宅しました。しかし、駅の改札を抜けようとしたとき、お店に財布を忘れたことに気がついて店まで取りに戻ることに。裏口のドアの鍵を開けようとしたとき、ふと中からハサミを開閉するような音が聞こえることに気がつきました。

 

「あれ、今日ってまだ誰か練習していたっけ…?」と不思議に思いながら店の中に入ると、やはり中は真っ暗。しかし、うっすらと避難誘導灯の光に照らされたハサミを持った人影が見えたのです…。しかし、電気をつけてフロアに入ってみると、そこには誰もいませんでした。私は怖い話を聞いたり心霊番組を見たりすると、夜中のトイレに行けなくなってしまうビビリなタイプ。なので、財布だけ握りしめ、逃げ出すように帰ってきてしまいました。

 

翌日、一応、お店のスタッフたちに「昨日、お店にいましたか?」と聞きましたが、やはり誰もいなかったそう。あのハサミを開閉していた影はなんだったのか。やっぱり私が見たのって幽霊だったんでしょうか…。

 

 

>まるで何かに憑依されたかのよう…施術中の女性客が突然絶叫!

 

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