いい習慣は美容師の大敵「ま、いっか病」を予防する -apish代表 坂巻哲也さんの習慣 後編-

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いい習慣は「ま、いっか病」の特効薬

 

上手くならない美容師、売れない美容師、幸せになれない美容師は、「ま、いっか病」にかかっています。

 

「シャンプーで手が疲れたな…お客さまも痒いところがないっていってるし、ま、いっか」

 

「もうちょっと髪をすいたほうがいいけど、次のお客さんが待っているし、このくらいでいっか」

 

「ロッドから髪の毛が一本はみ出しているけど、まぁいっか」

 

こんな風に手を抜くようになったらお終い。僕は常々スタッフに「ドラックと『ま、いっか病』には手を出すな!」と言っています。どちらも一度手を出したらずるずるハマって抜け出せなくなるんですよ。

 

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かくいう僕も、21歳でスタイリストになり、24歳で店長になり、雑誌やテレビにも出て有頂天になっていた時期がありました。何をしてもちやほやされるから、いつのまにか「ま、いっか病」にかかって、手を抜くようになってしまった。でも、その後、ガンが見つかって一年間の闘病生活を強いられたんです。罰(ばち)が当たったんだと思いましたね。

 

健康になって職場に戻ることができたら、「ま、いっか病」にかからないようにしようと決意しました。そして試行錯誤の末分かったんです。いい習慣が「ま、いっか病」を遠ざけるのだと。体力があって、心がキレイなら、病気になりづらいのと同じで、自分を磨く習慣を持つ人は、手を抜くのが気持ち悪くてできなくなるものなんです。

 

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