独りよがりにならないクリエイションを生み出すための習慣

サロンワークでお客さまが何を求めているのか感じとることも習慣にしています。これはクリエイションをするときも同じです。

ファッションデザイナーが、春夏秋冬でコレクションを発表しているのを見てもわかるように、美しいものは時代によって変化します。それを見ているとファッションの流れも見えてくる。これも僕の習慣です。感じたことをクリエイティブに反映させていくことも意識しています。なぜなら、それが時代に求められるものだからです。

今現在の「美しい」と思われているものを感じ取ったものを踏まえてクリエイションをすると、世の中からキャッチアップされやすくなりますし、企画側が求めるものにも近づけられるのだと思います。ただ目立つものをつくればいいというものではないんです。

プロフィール

kakimoto arms ／Chief Designer

小林知弘 

1976年生まれ、神奈川県出身。 サロンワークで多くの顧客の支持を集める一方で、一般誌、美容業界誌、ヘアショー、セミナーなど幅広く活躍中。ミニマムでファッション性の高いヘアスタイルを得意としている。 18年から22年の5年連続、10回のJapan Hairdressing Award 大賞部門ファイナリスト。

Instagram：koba5122
Kakimoto arms : WEB
Instagram: kakimotoarms_official

（文／外山武史 撮影／菊池麻美）

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