世に残るのは、鬼気迫る想いと熱量を込めたモノだけ -資生堂 原田忠さんの習慣 前編-

 

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資生堂トップヘア&メーキャップアーティストであり、ヘアメーキャップスクールSABFA校長を務める原田忠(はらだただし)さん。漫画『ジョジョの奇妙な冒険』や『テラフォーマーズ』とのコラボ作品など、斬新な表現で業界にインパクトを与えるイノベーターです。今回はそんな原田さんに、日ごろ大切にしている習慣を伺いました。インタビューは前後編の2回。今回は前編です。

 


 

漫画やフィギュアを見て思うこと

 

子供のころから、オモチャや機械など、気になるモノをみつけると、中がどうなっているのかどうしても知りたくて、よく分解していましたね。でも、元通りに直せず、途方に暮れることもよくありました(笑)。プラモデルも人並み以上に作ってきたと思います。僕は目の前にあるモノが、どういうプロセスで今のカタチに行きついたのかにすごく興味があるんです。

 

たとえば、僕が大切にしているガンダムの画集には、外から見えない内部構造まで描かれたイラストがあります。プロトタイプから修正を重ねて、今のカタチに行きつくまでのプロセスもすごく面白い。デザインや色使いはもちろん、細かいディテール全てに意味が込められているんです。だから見かけだけのハリボテではない説得力が生まれています。

 

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僕はフィギュアコレクターではないですが、精密に作りあげられたフィギュアなどにも惹かれます。今日持ってきたフィギュアも、石ノ森章太郎さんのキャラクターを今風にディフォルメして、よく見ないとわからないような細部まで作りあげられている。こういう職人的なモノを手にすると、思わず見入ってしまいます。

 

>世界観をかためなければいいものは作れない

 

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