いくつになっても新鮮な人でいるための習慣 -SORA 北原義紀さんの習慣 前編-

お客さまは、新しいヘアデザインだけを求めているわけじゃない

 

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カラダを動かす習慣は大切だと誰もが頭の中では思っているはず。でも行動しないと何もはじまりません。はじめの一歩を踏み出すことがまず大事。そして継続することで成長を実感して自信をつけて、習慣化していく。それ以外ないですよね。

 

なぜ僕が自己研鑽を続けているのか。それは目の前にあるチャンスをつかむためです。多くの人は、準備が足りない、経験が足りない、と思って手を伸ばせば届くチャンスを逃してしまう。日々の習慣を通じてメンタルとフィジカルを整えていれば、勇気を出してつかまえることができる。だから今の僕があると思っています。

 

それに、お客さまは新しいヘアデザインだけを求めてサロンにきているわけじゃなくて、日々の生活のなかで心身ともにブラッシュアップされた美容師に髪を切ってもらいたいのだと思います。大切なのは、「担当の美容師が会うたびに新しい魅力を備えている」ということです。

 

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僕は今、自分史上最高の美容師になっていると思います。来年も同じように思っているべきだし、メンタルやフィジカルなど総合的な成長があって、クオリティを高めていけるのだと信じています。僕はいつも向上し、鮮度の高い人であり続けたい。だから、汗を流しているんです。

 

プロフィール
SORA代表 
北原 義紀(きたはら よしのり)

大阪府出身。日本理容美容専門学校卒業。都内の理容室で勤務後、1年間渡英留学。帰国後、都内の美容室で活躍し、2002年に金子利彦氏、山根栄有氏とSORAを創業。サロンワークをはじめ、ファッションショー、モード誌、広告撮影、教育を手がけている。さらにハサミの企画開発やボランティア活動など、業界の枠を超えたさまざまな企画・構想を「キタハラヨシノリプロジェクト」を通じて具現化。その活動の広がりは、とどまるところを知らない。

http://sora-style.com/

 

(取材・文/外山  武史  撮影/菊池 麻美)

 

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