ネットで手軽に情報が入る今、あえて新聞を読む理由 -Violet前原 穂高さんの習慣 前編-

個人の活動がSNSで拡散され、多くの人に届く時代

 

 

新聞で読んで気になった内容に関しては、その背景まで含めて考えるのが面白いですね。たとえば、「折紙の自動販売機」の話。もともとはビールか何かの販売機だったらしいのですが、売れ行きが芳しくないので、店主の方がビールの代わりに折紙を並べたそうなんです。しかもそれは10年くらい前の話で、最近になってSNSなどで拡散して話題になりました。SNSの発達によって個人の面白い活動がフォーカスされやすくなったから生まれたニュースだし、しかもそれを、ネットではなく紙の媒体が取り上げるというのが面白くないですか?

 

SNSに絡む話題だと、インスタ映えさせるのが得意なインスタグラマーさんが、企業広告の撮影の仕事を請け負っているという話も興味深かった。プロの写真だと広告ってすぐわかって敬遠されることもあるけど、インスタグラマーがやると見てもらいやすい。つまり、一個人でもサービスの切り口さえ考えれば、新しいビジネスを生み出せる可能性があるということです。

 

一方で、美容師は国家資格に守られているので素人は入ってくることができません。だけど、業界の常識を知らない素人さんならではのアイディアが入ってこないと、業界が面白くなくなってしまうんじゃないかな…とか、そんな風に業界の新しい可能性を思い浮かべながら読むのも楽しいんですよ。

 

>何をするにも、ワクワク楽しんでいる人には叶わない

 

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