20年以上続けている食習慣「朝のゆで卵とトマトジュース」 -Cura 木藤 由二さんの習慣 後編-

自分のためにしていたことが、誰かの幸せにつながることもある

 

 

ジョギングと朝食の習慣から少し話がそれましたが、仕事を含めて物事を続けるためには、自分が楽しいと思えること、成長を実感できることが大事です。美容の仕事もジョギングも最初は、自分自身と向き合うところからスタートします。次第に楽しいからやるようになり、もっと評価されたいとか、もっとクオリティを上げたいとか、そういうモチベーションも生まれてくる。やがて、自分が楽しくてやっていることが、誰かのためになっていく。「もっとこうしたらたくさんの人が喜んでくれるかもしれない」という発想も生まれるし、影響力も大きくなります。

 

たとえば、今回のインタビューもそう。朝RUNの習慣(前編参照)を続けていたから声が掛かったわけですし、この記事を読んで「夜のネオンで光合成」していた自分が、朝走っていることを知ったら勇気が出てくる人もいると思うんですよね(笑)。また、ゆで卵とトマトジュースの習慣も美容師さんに勧めたいですし、紹介したことを通じて誰かの幸せにつながれば、これほどうれしいことはありません。自分が楽しんで、それに影響する人も増えていく喜びを知ったら、もうその習慣はやめられなくなりますよ!

 

 

 

プロフィール
Cura
代表・ディレクター/木藤 由二(きとうゆうじ)

岐阜県出身。1991年に『MINX』入社。同店で店長・ディレクターを務め、 2006年春、宿利省吾さんと共に『Cura』をオープンさせる。 サロンワークを中心に一般誌・業界誌・広告でのヘアメイク、セミナー講師として活躍。 柔らかさとエッジのあるスタイルづくりに定評がある。

 

(文/外山  武史  撮影/菊池 麻美)

 

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