「紫縛り」で日常を非日常に変え、新しい「視点」と「感性」を養う -SUPRAM トヲルさんの習慣 前編-

この人、どうかしちゃったのかな…? という価値

 

 

今回の紫縛りに限らずですが、自分の生活にあえて縛りをつくることは以前からしてきました。日常から自分をズラすことで見えてくることがあるからです。

 

わかりやすい例でいうと、帰り道を変えてみるとか。そうすることで、見える景色が変わったり、「こっちのほうが近道じゃん」とか「めちゃおもしろそうなお店がある」とか、何かしらの発見があります。いつも聞くジャンルと違う音楽を聴いたり、食べたくないものをあえて食べたりするのも同じです。

 

今回の場合でいうと、紫縛りにして服の選択肢が限られるなどの不便を強いられることで、マイノリティの人の気持ちを味わっています。イメージカラーを紫に決めたことで、紫の服を着ると、自分のスイッチが入る感触もあります。戦闘服みたいな感じですね。

 

 

ただ、周りの様子を見ると半分呆れられているようです。お客さまも最初は「何かあったんですか?」「素敵な紫色ですね」という感じでリアクションしてくれますが、僕が毎回、紫だったら(この人、どうかしちゃったのかな…?)となるかもしれませんよね。

 

紫縛りを始めた理由を話せば納得してもらえると思うので、「どうしてですか?」ってツッコんでほしいなと思っています(笑)。

 

新しく作成したショップカートも紫。まさかの冷蔵庫マグネット仕様がトヲルさんの遊び心。

 

>王道の老舗美容室であえて浮いていくことの理由

 

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