美容師は若いうちに海外へ行くべき―旅行好き美容師MINX八木花子さんがおすすめする、サロンワークに活きる海外旅行とは
家とサロンの往復になってない？ 旅先でストレスを発散し、世界を広げよう！
海外になかなか行けない方のハードルはやはり「休み」と「資金」に尽きると思います。２連休あればシンガポールぐらいまでは行けますが、最初は台湾や韓国など近場からはじめてみるといいかもしれません。
資金については、私の場合は日常生活でマイルを貯めて活用しています。家賃や水道光熱費などもクレジット払いにすれば、無理なく貯められると思います。また美容師という職業柄、ハイシーズンを外して旅に行けるのはラッキーなこと。同じソウルでも10倍ぐらい費用が違う時期があります。ハイシーズンを避けるためには、トラベルサイトなどで情報をチェックしておくのがおすすめです。
美容師はサロンにいる時間が長い仕事。油断していると家とサロンの往復だけになってしまうことがあります。それだと世界が狭まってしまうし、ストレスもうまく発散できないと思うんです。旅に出ると必ず新しい発見がありますし、自分の常識が通じないことも多々あります。その経験が仕事での対応力や、お客さまへの共感力、提案力につながるはず。世界はあなたを待っています！ ぜひ旅に出かけてみてくださいね。
- プロフィール
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MINX 銀座店
執行役員・トップデザイナー／八木花子（やぎはなこ）
静岡県出身。藤枝東高校を経て国際文化理容美容専門学校を卒業。学生時代MINXの受付のアルバイトをした後、新卒で美容師として採用される。サロンワーク、撮影、セミナー、ブライダル、雑誌寄稿など幅広い活動をしつつ、休日は旅行に行くなどプライベートもアクティブに過ごしている。
（取材・文／若月美沙 撮影／藤記美帆）
