次世代スター美容師が強力タッグ! “2020年秋冬”メンズヘアトレンドを生み出す-syn齋藤正太×REDEAL中村雄樹-

 

メンズ美容業界で熱烈な支持を集めるsynの代表・齋藤正太さんと、一流のバレイヤージュの技術を武器に躍進を続けるREDEAL代表の中村雄樹さん。次世代の美容業界をリードする若きカリスマとして注目される二人がタッグを組んで、メンズヘアを作ったそうです。お二人の関係性から、スタイル作りをすることになった経緯、それぞれが考える2020年メンズヘアのトレンド予想について語っていただきました。

 


 

同じ美容専門学校の先輩と後輩、二人の関係性は「向上委員会」!?

 

 

――おふたりの関係性から教えていただけますか?

 

中村:同じ美容専門学校の先輩・後輩なんです。齋藤先輩は学年が2つ上なので、在学期間は被っていないのですが、「王子先輩」って呼ばれているすごい先輩がいるというのは知っていて、有名サロンに就職したということだったので、就職活動のことを知りたくて、人づてにお願いして会ってもらったんです。

 

齋藤:それから6〜7年の付き合いになるけど、プライベートな話はあんまりしないよね。SNSの運用やアプリについて、写真の撮り方、マーケティング、ブランディングの話をすることが多いです。中村くんは、美容業界のレジェンド級な方々と接点がある一方で、僕は美容業界以外で影響力のある方とお会いすることが多いので、お互いの繋がりがある人がまったく違う。会ったときにはそれを報告し合って自分たちにできることを模索しているのですが、見ている景色がまったく違うので、3か月会わないともう話が尽きません。

 

中村:僕たちは、まだ何十年も美容師をやっているわけじゃないので、やっぱり悩むことも多いんですよ。でも、悩みを相談するんじゃなくて、解決した方法を報告し合うことが多いです。

 

 

齋藤:「じゃあどうしようか」「こうしてみたらよかったよ」っていう、向上委員会だよね。

 

――すでにお互いへのリスペクトをひしひしと感じていますが、おふたりは、お互いのどんなところを尊敬していますか?

 

齋藤:技術的センスといい意味で空気を読まないところです。

うまいことはもちろんなんですが、中村くんは見せ方がめちゃくちゃうまい。自分目線の発信ではなくて、周りの人たちがどういうものを見たいのかを意識していますよね。

あと、日本人って何かと空気を読みがちなんですが、中村くんはちょっと違う。可愛く空気を壊していくんですよ。それが絶妙なので、「その切り口でこの人と話せるんだ」と驚くことが度々あり、他の人が持っていないコミュニケーションの技を持っているのがすごいです。

 

 

中村:齋藤先輩は、圧倒的に自分に厳しくてストイックですよね。ちょっとやそっとのストイックとは違うからこそ、SNSのフォロワーも多いし、こうしたメディアにも注目されるんでしょうけど。例えば、僕はSNSってちょっとずつフォロワー数を更新して伸びていくものと思っていたんですが、齋藤先輩は巻き込み力が桁違い。それを継続していることがすごいし、ちょっとかなわない人です。同じレディースカットの美容師だったらライバルで大変だったと思います。

 

>メンズとレディース、それぞれのお客さまにお互いのことを知ってもらうきっかけに

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