LECO代表 内田聡一郎×イラストレーター/アーティスト Rooo Lou(前編) 成功の秘訣は「職人的なストイック」さと「絶妙なミーハーさ」のバランス

 

渋谷のヘアサロン「LECO」の代表、内田総一郎さんは音声メディアVoicy(ボイシー)で「soucutsの美容師ラジオ」という番組を運営しています。今回のゲストはイラストレーター/アーティストのRooo Lou(ルー)さん。大手企業や有名ミュージシャンの仕事も手がける売れっ子です。ルーさんはLECOのお客さまでもあり、内田さんのイラストを描いた事がきっかけで交流が始まったのだとか。二人の熱い対談を前編・後編に分けてお届けします。では早速、前編スタートです。

 


 

「社会人としての最初のキャリアはホテルマンでした」(ルー)

 

 

内田:本日の異業種対談のゲストは、イラストレーターのRooo Lou(ルー)さんです。ルーさんは僕のInstagramのアイコンや、サロンの「LECOウォール」という展示スペースのイラストを描いてくれています。最近は、JRやオニヅカタイガーの広告や、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのツアーグッズなども手掛けている、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのイラストレーターさんです。月に1回は髪を切りにきてくれています。

 

ルー:通い始めて2年くらいになります。

 

内田:2年でかなり躍進した感があるよね。なので今回の対談はイラストレーターを目指してますとか、イラスト描くの好きですとか、そういう人にも楽しんでもらえるものにしたいなと。ということでまずは、ルーさんの遍歴というか、今に至るストーリーを聞きたいと思います。イラストレーターを始めたのはいつからなの?

 

ルー:もともと絵を描くのは好きだったんですけど、あくまで趣味の範囲でやっていまして。4、5年前に東京に出てきて、「何か新しいことを始めたいな」とイラストを描いてみたのが全ての始まりでした。ちょうどInstagramが盛り上がってきたタイミングで、自分も何か発信してみようかなと。その頃、WEBデザインの仕事をしていたので、違うカタチで何か表現できるものかないか考えていたんですよね。

 

内田:社会人の最初のスタートはどこからなの?

 

ルー:大阪にある老舗ホテルでサービスマンをしていました。

 

 

内田:え!今と全然違うね。

 

ルー:それが18歳から24歳。そこからジョブチェンジしてWEBデザイナーになりました。

 

内田:ということはクリエイティブ業界に入ってそんなに長くないんだ。ホテルマンからデザイナーになったのはどういう経緯だったの?

 

ルー:モノづくりをしたいっていう想いはあったんです。でも18歳からホテルで働いていたし、モノをつくるスキルを蓄える期間ではなかったんですよね。だから諦めていたんですが、年を重ねれば重ねるほどジョブチェンジは難しくなるから、24歳でやめました。そこから3カ月間、職業訓練校のクリエイター科に通い、大阪のデザイン会社に入ったんです。

 

内田:なるほどね。じゃあ、最初はどうしてもイラストってわけでもなかったんだ。

 

ルー:IT業界も盛り上がっているし、WEBデザイナーになって手に職をつけたいなと。

 

>「Instagramで発信しているうちに、いつの間にか仕事になった」(ルー)

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