転職回数が多いのはどんな美容師? 【美容師転職100ルールズ】

転職回数

 

かつては一度勤め始めた会社で定年まで勤め上げるのが一般的で、転職にはネガティブなイメージがあったもの。しかし今では終身雇用のしくみが見直されはじめ、スキルアップや、より高い給与のためなど、ポジティブな転職は決して珍しいものではなくなりました。そうした状況は美容師の世界でも同じこと。では、美容師のなかではどんな人が、どれくらい転職をしているのでしょうか。美容師の転職回数を、キャリア別、都市別に調査しました!

 


 

半数以上が転職経験アリ! 3割が複数回の転職も

全体の54.3%が転職経験アリと回答。つまり今回調査に協力してくれた美容師の2人にひとりは転職をしたことがある、という計算になります。さらに、2回以上の転職経験者は全体の32.2%。ほぼ3人にひとりは複数回の転職を経験しているようです。ちなみに、全体の平均転職回数は1.2回。転職経験者のみの平均転職回数は、2.2回となっています。転職は美容師にとって珍しくないものであるといえるでしょう。

 

 

転職回数_1

 

 

転職はキャリアアップのチャンス? スタイリストの4割が複数回の転職

次に、美容師のキャリアと転職回数の関係を見ていきましょう。

 

 転職回数2

 

 

転職経験がある人の割合は、アシスタントだと36.1%なのに対して、スタイリストでは66.8%ほど。また2回以上転職をしているのは、アシスタントの16.6%に対して、スタイリストは44.2%に上ります。また、下に示した経験年数別の転職回数のグラフをみても、経験を経るごとに転職回数も増えていくことが読み取れます。

 

 

転職回数_4

 

経験年数を重ね、スタイリストとしてのスキルを身に付けてから転職をするケースが多いことがうかがえます。

 

 

これって県民性? 都市ごとの転職回数に差を発見!

最後に、5大都市ごとの転職回数をみていきましょう。

 

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グラフで目立つのは、愛知の転職未経験者の割合の高さ!約6割の美容師が「転職回数0回」と回答しています。地元愛が深く、堅実だと言われる愛知県民。美容師さんも、いくつもの店を渡り歩くより、一度勤め始めたところでしっかり身を固める傾向があるのでしょうか。一方、5回以上の転職の割合が高いのが北海道。新しい職場にどんどん飛び込んでいく方が多いことが見受けられます。明治維新ののち未開の大地を切り開いたフロンティアスピリッツを、北海道の美容師さんも受け継いでいるのかも?

 

いかがでしたか?みなさんも、もし周りに尊敬する美容師さんがいたら、何回転職したことがあるのか、それはいつ、どんな理由からだったのか、聞いてみてください。自身のキャリアを考えるうえで、参考になるかもしれません。

 

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