わたしだって叶えられる!?―憧れの海外美容師生活―

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海外で働くために今から準備できることって?

 

まずは日本での実務経験。海外で働く前に、日本でのサロンワークを身につける必要があります。一概には言えませんが、スタイリストで3~5年程のサロン経験があれば、海外での体験もより有用なものになります。

 

次に“語学力”。同僚やお客さまとのコミュニケーションに語学の習得は必須。渡航前に日常会話ぐらいはできるようにしていくのがお勧めです。美容師専門の海外就労サポートをしている海外エージェントというサービスもあり、そこで提供するプログラムではまず語学学校に通ってから就労というものもあるようなので、自信のない人はうまく利用するとよいかもしれません。

 

 

ビザ・住むところ・お金はどうしたらいいの?

 

ビザやライセンスについては国によって事情が異なるため、希望の国ごとに事前に調べましょう。アメリカやイギリスでは就労ビザを取得することは非常に難しいと言われています。まずは留学・研修・インターンシップとしての体験から始めることになります。枠がある国ではワーキングホリデーを利用するのもいいでしょう。

 

住まいについては、生活に慣れるまではホームステイ、その後ルームシェアが最も多いパターンです。

 

気になるお金については、渡航先や何をするかによってもまちまち。例えば最も環境のよいと言われるオーストラリアでのワーホリであれば、航空運賃、ビザ代、保険費用と仕事が決まるまでの生活費(最低¥80,000/月程度)があればスタートできます。就労を始めてからは、現地での収入のみで暮らすことも可能です。逆に就労ビザの取れない国では渡航期間中全ての滞在費が必要となります。

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仕事はどうやって探す?

 

今はインターネットが普及しており、日本から現地のサロンを探すこともできます。希望のエリアや、在日邦人の多い都市を当たってみるのもよいかもしれません。ただし、条件や環境などについては、よく調べる必要があります。

 

海外のサロンにいきなり自分で当たるのは心配という方は、語学のところでもでてきたエージェントを利用するのも手です。リスクなく、安心な美容室を確保してもらうことができます。

 

また、数は多くはないですが、海外出店をしている日本の美容室や海外挙式を行っている会社に就職し、渡航するという方法もあります。ただし、思い通りに海外勤務に就けるかはわかりませんので、面接時にはしっかりと確認しましょう。

 

 

海外で働くと価値観の違いから想定外なことがたくさん起こります。そんなことも楽しみながら、働いてみるのもよい経験かもしれません。
今“海外で働いてみたいなぁ”と考えている美容師さんがいたら、是非まずは気になる国をちょこっと調べたり、聞いてみることからスタートしてみては?

 

  (文/QJナビ編集部)

  記事協力:海外エージェント セイファート海外サポート

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