AMA TOKYO 藤田圭介が答える! 最高のスタートダッシュを決めるため、学生時代にやっておくべきこと【vol.2】

キレイごと抜きで、全力で遊ぶべし!

 

Q.内定後にやっておくべきことは?

A.サロンへの理解を深めて、自分磨きも遊びも全力で!

 

あとは、綺麗事抜きで言うと、めちゃくちゃ遊んだほうがいい(笑)。僕は東京に出ることが決まっていたので、地元の友達と簡単には会えなくなると思って、学生時代は意識的に遊ぶ時間をつくっていました。恋愛も含めて、学生のうちにいろいろな経験をしておくのはいいと思います。特に、異性と話す機会は大切にしてほしいですね。同性同士なら気軽に話せても、異性になると何を話せばいいかわからなくなる人もいるじゃないですか。美容師は技術だけでなく、コミュニケーション力も絶対に必要なので、いろいろな人と関わる経験が生きてくると思います。

そして、人と差をつけたいなら、SNSもやっておいたほうがいいと思います。僕自身、美容師になってからSNSに大きな可能性を感じてきました。だからこそ、学生のうちから発信する習慣をつけることをおすすめします。

 

 

今の時代、何かを頑張っていても、発信しなければ自分の中だけで完結してしまいます。でも、発信すれば誰かの目に留まり、評価につながるかもしれません。早起きやトレーニングなど、何でもいいので、続けていることをSNSに載せてみる。そうした発信が、自分の努力や継続力を周りに伝えるきっかけになると思います。

 

もちろん、自分磨きも大切です。美容師は見た目も含めて人に見られる仕事なので、ファッションやヘアスタイルなど、自分の魅力を磨くことも意識してほしいですね。学生のうちからできることはたくさんあります。サロンに入ってから周りと差をつけるためにも、遊びも経験も自分磨きも、今のうちから全力で取り組んでほしいです。

 

 

Q.美容学生のうちだからこそやるべきことは?

A.年上の人と接する経験を積んでおくこと

 

 

質の高いアルバイトを経験することですね。僕は学生時代、客単価2万円ほどの高級焼肉店でアルバイトをしていました。個室でお肉を焼きながら接客するスタイルで、年上のお客さまと接する機会が多かったんです。そこで、目上の方とのコミュニケーションを学べたことは大きかったと思います。学生のうちは、年上の人と話す機会って、学校の先生くらいしかないですよね。でも美容師になれば、幅広い年齢のお客さまと接することになります。だからこそ、学生のうちからいろいろな大人と話す経験を積んでおくことは大事です。

僕は新卒で銀座のサロンに就職したので、なおさらそうした経験が活きる場面も多かったですね。僕自身、しっかりしているタイプでもないし、真面目な話し方が得意なわけでもありません。でも、学生時代に年上の方への接客を経験していたからこそ、大人のお客さまは、必ずしもきれいな敬語で話してほしいわけではないんだと気づけたんです。特に女性のお客さまは、言葉遣いが丁寧であること以上に、ある程度親しみを持って接してもらえることを喜んでくださる場合もあります。

もちろん、距離の詰め方を間違えると、生意気だと思われてしまいます。でも、失礼なことと、丁寧すぎず親しみを持って接することは違う。その距離感は、経験を重ねることで身についていくものだと思います。学生時代のアルバイトで学んだことは、今の仕事にも大きく活かされていますね。

 

Q.今の自分が美容学生に戻るなら、一番時間を使うことはなんですか?

A.SNSと旅!

 

 

今だったら、圧倒的にSNSですね。あとは、旅行にももっと行っておきたいです。セミナーなどでいろいろな場所を訪れる機会があるのですが、そのたびに、日本にはまだまだ知らない魅力的な場所がたくさんあるんだなと感じるんです。そうした場所にもっと触れておけば、自分の視野も変わっていたんじゃないかなと思います。美容師になってからは、なかなかまとまった休みを取るのも難しくなります。だからこそ、仕事に直接関係するかどうかにこだわらず、学生のうちにさまざまな場所へ行って、自分の知らない世界に触れておきたかったですね。

 

Q.今の美容学生に足りないと感じるものは?

A.気になる場所に、実際に足を運ぶこと

 

便利になった分、実際に現場へ足を運ばない人が増えた気がします。それは、すごくもったいないことだと思うんです。特に東京なら、自分の足でいろいろなサロンを見に行ったりする機会はいくらでもありますよね。今はAIに聞けば情報も出てくるし、僕自身もAIを活用しています。いい時代だなと思う一方で、実際に顔を合わせてみないとわからないこともあると思うんです。ネットで得られる情報だけでは、どうしても見えてこない部分があるんですよね。だからこそ、気になる場所には実際に行ってみて、人と会って、自分の目で確かめてほしい。そうしないとわからない、本質的な部分もあると思います。

 

Q.最後に、今の美容学生にアドバイスはありますか?

A.美容を好きになって、毎日を楽しもう!

 

 

美容学生である今を楽しんでほしいですね。美容師って、やっぱり美容が好きじゃないと続けるのが難しい仕事だと思うんです。だから、国家試験の練習などを「楽しくない」と感じてしまっていると、いいスタートを切るのも難しいんじゃないかなと。もちろん、技術が得意かどうかは関係ありません。大切なのは、美容や技術を好きになって、1日1日を楽しもうとする気持ちだと思うんです。振り返ってみると、僕自身、技術が得意だったわけではないけれど、美容が好きだったし、学校に行きたくないと思った日は一度もありませんでした。まずは、美容を好きになろうとすること。そして、自分が夢中になれることを見つけたら、それを貫いてほしいですね。その経験は、就職活動にも必ず活きるし、美容師になってからも自分を支えてくれるはずです。

美容を好きになって、思いきり楽しんでください。いつか美容の世界で、一緒に頑張りましょう!

 

 

AMA TOKYO専務取締役/CRO採用統括責任者

藤田圭介(ふじたけいすけ)

1996年、徳島県生まれ。神戸ベルェベル美容専門学校卒業後、上京。新卒で都内有名サロンに入社し、約4年間のアシスタント期間を経て、2022年にスタイリストデビュー。同年、SNSで発信していたウルフカットが支持を集め、歴代最速でトップスタイリストに昇格。その後、AMA TOKYOに参画。現在はサロンワークを中心に、ウルフスタイルを武器に多くの顧客から支持を集めるほか、セミナー講師としても活動の幅を広げている。

Instagram:@amatokyo_keisuke

 

(文/富樫聡美 撮影/松林真幸 MIKAN inc)

 

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