【ママ美容師Dayt.ディレクター朝菜】産後にママのお客さまが倍増!「全力で働くぶん、娘たちがさらに愛おしい」

 

 

労働時間の長さや週末出勤などから、美容師と子育てとの両立は果たしてうまくできるのか…という不安を抱える女性美容師さんは多いと思います。そこで今回は、代官山のサロン『Dayt.(デイト)』ディレクターの朝菜(あさな)さんをインタビュー。保育園に通う二人のお子さまを育てながら、仕事も子育ても思い切り楽しむ朝菜さんは、いったいどのような工夫をしながら双方のバランスを図っているのでしょうか。夫であるDayt.代表、悠馬(ゆうま)さんとの協力体制や、産後の心境の変化などについても聞きました。

 


 

産後4ヵ月で復帰。ママ美容師のポジティブな声を聞きスイッチが入った




美容学生の頃、私がめざしていたのは一目置かれるような美容師像でした。そのため技術力と接客力の基礎をしっかり身につけたかったんです。新卒で入社し、7年間務めたサロンは、私の目線から見ても一番できているなと感じた理想的なサロンでした。これはデビューしてからも痛感したことですが、お客さまは技術力だけでは来てくれないですし、接客力だけでも来てくれません。その両方を磨くことがすごく大切ですからね。


 

その後、結婚と同じくらいのタイミングで夫と共に『Dayt.』を立ち上げました。いずれ子供は欲しいなと思っていましたが、それまでママ美容師が周りに一人もいなかったので、どんな生活になるのか全く想像がつかなくて。まるっきり未知の世界でしたけど、妊娠がわかると夫が「いい方法を手探りで一緒に見つけていこう」と言ってくれて、仕事にはいつか復帰したいなと思いながら出産を迎えました。


 

29歳の夏に第一子が生まれたのですが、初めての子育てでしたし、最初は全力でしたね(笑)。仕事にすぐに戻りたいとは全然思っていなかったんですよ。でも子供が3ヵ月を迎えた頃に、先輩から出版社主催の「ママ美容師座談会」に誘っていただいて。そこで実際に働くママ美容師のリアルな声を聞いたときに、意外にも「ママのお客さまがすごく増えた」とか、「仕事への向き合い方が変わった」というようなポジティブな意見をたくさん耳にしたんですね。それを機に、自分の中で復帰へのエンジンが一気にかかりました。


 

 

>復帰後からママや子連れのお客さま様が急増。おむつ替えや授乳できる空間も


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