代官山の女性サロン経営者・丸岡奈央。ショートを武器に大人顧客から厚い信頼を集め、長年第一線で走り続ける。その原動力は「自分らしさ」と「育てる責任」

 

ショートヘアに絞った“覚悟”の背景

 

 

――丸岡さんの現在のInstagramを拝見すると、ショートヘアに特化され、お客さまにも恵まれ、とても順調そうに見えます。スタイリストになりたての頃は、どんな日々だったのでしょうか?

 

21歳で入社して、23歳でスタイリストデビューしたんですけど、最初は本当に全然ダメでした。売上も、よくて月45万円くらいで。顧客さまもほとんどいなかったので、営業後は毎日、渋谷で名刺を配っていました。

 

今のようにSNSがある時代ではなかったので、とにかく地道に動くしかなくて。サロンの営業が終わると、夜9時くらいから渋谷まで行って、ひたすら名刺を配るんです。でも、なかなか受け取ってもらないし、実際に来店してくださる方も少なかったです。




 

――ショートに振り切った背景について教えてください。

 

もともと自分自身がショートヘアで、いろんな美容師さんに切ってもらってきたんですけど、担当する人によって仕上がりも、その後の収まりも全然違うな、と実感していました。またショートを切るのが好きだったので、“好きなことに絞ってやった方が、頭一つ抜けられるんじゃないか”という気持ちもありましたね。

 

正直、ひとつのデザインに絞り切るのは怖さもありました。まだショートがそこまで主流ではない時代でしたし、街を見てもショートの女性は多くなかったので。でも逆に、“だからこそ可能性がある”とも思えたんです。私自身もショートなので、お客さまに対しても説得力を持って提案できるかな、という気持ちもありました。


 

 

> “言葉に頼らない”信頼の築き方

 

 

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