ぶっちゃけ偏見はある。だけど女性だからこそバーバーで輝ける! 女性理容師松島かなみさんが「THE BARBA TOKYO B1」の店長になるまで

 

お客さまも働くスタッフも男性が大半で、「ザ・男社会」というイメージが根強いバーバー。最近、そんなバーバーで活躍する女性が増えています。東京・神田の「THE BARBA TOKYO B1」の店長を務める松島かなみ(まつしま かなみ)さんもその1人。美容師資格を取りヘアサロンで働く女性が多い中、なぜ理容師を選びバーバーに就職したのか。その理由と、女性がバーバーで働く意義、そして未来への展望を伺いました。

 


 

「剃刀は理容師の特権」専門学校で女性の先生に熱弁され、理容師の道へ

 

 

私は中学生ぐらいからファッションやメイクに目覚め、ヴィジュアル系やギャルなど、さまざまなテイストの服やメイクを楽しんでいました。高校生になると、友だちの髪をセットしたり眉毛を整えてあげたりするのが好きになり、「美容師っていいかも」と思うように。それが進路を考えた最初のきっかけです。また、母親が看護師というのもあり、国家資格のある仕事がいいなという考えもありました。

 

そして、学校見学で母校である北海道理容美容専門学校に行ったとき、女性理容師の先生に出会ったんです。そのときまでは美容と理容の違いもあまり理解していなかった私ですが、「理容師は美容師資格では使えない剃刀が使えるし、今はまだ女性理容師が少ないからこそ女性でも長く働けて復帰しやすい」と、その先生が熱く語るのを聞いているうちに興味が湧き、美容科ではなく理容科へ進学しました。「ちょっと他人とは違うことができるのかも」と思ったんです。

 

オーナーの人柄に惹かれ、思い切って上京

 

学校は圧倒的に美容師志望が多く、2クラスしかない理容科の中でも女性は8人だけ。それでも学生生活は充実していました。しかし、就職活動の時期になると「一体どこに就職すればいいんだろう…」と途方にくれてしまいました。というのも、もともと「国家資格のある仕事を」という理由で目指したので、憧れの人もいないし、入りたいお店もなかったんです。

 

そんなときに出会ったのが、THE BARBA TOKYOの社長であるTOMでした。TOMと担任の先生は同じ店で修行していた間柄で、出身が私と同じ北海道ということで紹介してくれたんです。会ってみるととても人間味あふれる人柄で、18歳の小娘である私の話を真剣に聞いてくれました。そのうえ「ついてきてくれたら、間違いはないから」って言ってくださったんです。

 

とはいえ東京で就職するなんてまったく考えていなかったので、かなり悩みました。最終的には母親の「もういいから行きなさい!」という強めの言葉に背中を押され、上京を決めました。「そんなに悩むぐらいなら一度行ってみて、ダメだったら帰ってきなさい」と言われて、たしかにそうだなと思ったんです(笑)。

 

折しもバーバーブームのはじまりぐらいの時期でしたが、うちの店がそういったスタイルだからと選んだわけではなく、「この社長だからついて行こう!」という想いだけで、東京行きの飛行機に乗りました。

 

>最初は大変だった男社会のバーバーに慣れるまで

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