【全身タトゥー×世界平和】異色すぎる美容師、河崎魁仁が掲げる“本気の理想”とは?いじめられた少年が、“見た目で人生を変える側”へ。逃げ道を断ち、人生を賭けた覚悟を体に刻んだ美学

 

人との別れが教えてくれたこと

 

――理想通りのオープンになりましたか?


独立して、3年目を迎えました。最初はスタッフ5人でスタートしたんですが、正直、まったく順風満帆ではなかったですね。人を雇うことの難しさや責任を、痛感させられる出来事もありました。かなりしんどい時期でしたけど、すべて自分が蒔いた種だと思っています。だからこそ、その経験を経て、「自分の信念に共感してくれる人とだけやっていこう」と決意することができました。

 

今は、店長の道古泰成(どうこたいせい)と2人でサロンを運営しています。当面は無理に人を増やすのではなく、一人の美容師として仕事を楽しむという原点に立ち返ろうと。まずは自分たちが心から楽しむこと。その先に、また次の形が見えてくるのかなと思っています。


 

 

――その一方で、独立後は、プレイヤーとしてのポジションや注目度も大きく変わったのでは?

 

独立したことで、自分のスタイルをゼロからつくることができた感覚があります。今のSNSで発信しているようなスタイルも、すべて独立後に確立したものです。当時は、ホワイトカラーにパーマをかけたスタイルを打ち出していて。前の会社で教わったものではなく、自分で試行錯誤しながら形にしていきました。

 

独立したことで、それまで守っていた枠が外れたというか。仲間の中にはフェードを軸にしている人もいて、その要素を掛け合わせるのが面白いと感じたんです。カラー、パーマ、フェード。それぞれを組み合わせて、誰もやっていない領域を狙っていく。その発想が、今の自分のスタイルの原点になっています。

 

 


――会社の理念が「世界平和」だそうですね。


ちょっと大きい言葉ですけど、本気で思っています。髪型ひとつで、人って変われるんですよ。自信がついて、告白できたり、人生が前に進んだり。そういう小さな“いい変化”が積み重なったら、絶対に世の中良くなると思ってて。だから僕は、「かっこいい男をつくる」ことに全力なんです。


 

 

>「美容師は厳しい。でも最高」——これから目指す人へ

 

 

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