「好き」をオタクレベルまで突き詰める!無敵カワイイ「ガーリー美容師」のつくり方 -MOMOKOさん U29次世代美容師-

2018.04.17

 

次世代美容師として注目される「U29美容師」のサクセスストーリーから、成長のヒントを「美容師のタマゴ」へお届けする企画「U29次世代美容師」。第26回目は、SHIMA AOYAMAでガーリー系ヘアを発信し、カワイイ好きの女性から圧倒的な支持を集めているMOMOKOさん。奈良裕也氏をはじめとする人気スタイリストがずらりと揃うサロンの中で存在感を発揮できるのはなぜなのか、美容師になる前やアシスタント時代のエピソードとあわせて聞いてきました。好きなことで成功したい美容師さん必見のインタビューです。

 


 

高校時代はホテル・観光業界への就職を希望

 

 

私の祖母の家は美容室で、叔母と叔父は美容師です。私にとって美容室は身近な場所でした。祖母のもとへ遊びに行ったときに、道具を触らせてもらったり、床を掃除してみたり、美容師ごっこをしたこともあります。自分の髪をいじるのも好きだし、中高生のころは友達の髪をアレンジするのも楽しいと思っていました。

 

でも、私は美容師志望じゃなかったんです。英語を集中的に学ぶ語学系の高校に通っていたし、美容専門学校に進学する選択肢も頭の中にありませんでした。将来はホテルや観光系の仕事に就くのが夢だったんです。ホテル・観光系の学校のオープンキャンパスで、ウエディングなどの美容ブースを見たときに、「私がやりたいのはコッチかも」と直感して進路変更したんですよ。

 

高校卒業後は国際文化理容美容専門学校の渋谷校へ。勉強が辛いと思ったことは一度もなくて、美容の科目は全部大好きだったんですよね。あまり興味を持てなかったのは着付けくらいで(笑)。写真を撮るのも好きだし、自分の好きなことがすべて、学びにつながっているような感覚でした。

 

憧れのスタイリストを追いかけてSHIMAへ

 

 

美容専門学校に入ったころは、有名な美容室も全然知りませんでした。そんな私が就職活動でSHIMAを受けたのは、モデルハントをされて興味を持ったことがきっかけ。当時の青山店に素敵な女性スタイリストがいたんですよ。お客さんとして通っていたのですが、いつも髪をキレイにしてくれるし、優しくて気遣いのある人で、憧れていました。

 

SHIMAは学生に人気のあるサロンなので、自分が採用されるかどうかわからなかったけれど、採用時期が早いので、「ダメかもしれないけど、とりあえず受けとかなきゃ」と思ったことが応募のきっかけです。

 

採用理由を聞く機会がないので、なぜ私が採用されたのかはわかりませんが、きっと私のいいところを見てくれたのだと思います。それと、SHIMAがSS(スプリング・サマー)のテーマで打ち出していたのが、ガーリーでふわふわなスタイルでした。私は根っからのガーリー好きなので、SHIMAの欲しい人材のテイストとマッチしていたのかもしれないですね。

 

ときには涙をぬぐい、走り続けたアシスタント時代

 

 

SHIMAに入ったのは2011年。震災の影響で入社日が遅れました。お客さまも多くなかったので、その分、レッスンの時間を増やすことができました。シャンプーやカラー、ブローだけではなく、5月にはカットのレッスンも始まりました。どこのサロンも同じだと思うのですが、最初は覚えることがたくさんあるし、忙しさに慣れるまでは大変。とにかく一生懸命に走り続ける毎日でした。

 

がむしゃらに走り続けていると、息切れをするものです。専門学校時代から憧れていたスタイリストがそばで働いているのに、なかなか話す機会をつくることができず、残念だな…と思っていた時期もあります。2年目に後輩が入ってきたときは焦りを感じましたし、技術や接客が思うようにいかず、落ち込んだこともありました。なかなかモデルさんが見つからず、途方に暮れたこともあります。そういう経験も今では、自分の成長の糧になっていると思えるのですが、気持ちに余裕がないから分からなかったんですよね。

 

その頃は実家から通っていて、母が毎朝、私を見送ってくれていました。玄関先で母に笑顔で送り出されると、辛くなってしまうこともあって…。少し恥ずかしいのですが、電車の中で泣いた日もありました。辛い原因を作っていたのは、自分自身だったと思います。なんでも自分の思い通りになるわけないし、環境を自分で変える努力もしていなかったからです。

 

>SNSを操るガーリー美容師、誕生

 

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