子ども中心の暮らしを楽しむために、私がしたこと

復帰には創意工夫と周囲の協力が不可欠

 

育休後の復帰に向けて心配したのは、子どもが病気になったときの対応です。対策を考えるために育児情報誌や市の制度にくまなく目を通しました。そして、子ども中心の生活スタイルを無理なく楽しむというコンセプトに沿って、育児環境を整えるための行動をしたのです。

 

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具体的には、予防接種などは医師に相談して早めに済ませておき、保育園で熱を出してしまったときに備え、すぐに迎えに行けるように自宅から30分以内のサロンに転勤させてもらうなどしました。

 

それでも私と夫の力だけで何日間も病気の子を看病するのは難しいので、店長やスタッフに都度相談し、仕事をセーブするなど、周囲の力も借りました。でもお熱が出やすいのは3歳頃までなので、次第に安定し、保育園からの呼び出し回数は減っていきましたね。

 

 

「学校が嫌!」我が家に訪れた小1危機

 

もちろん病気以外でも問題は起こります。長男が学校に行きたくないと言いはじめたときはいよいよ仕事を辞めて子どもの送り迎えとお世話に専念したほうがいいのかも、と考えました。でも息子は、私に仕事を続けてほしいと言ってくれたのです。

 

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息子は何度もサロンに来たことがあり、楽しそうに仕事をする私を見て、幼いなりに感じるものがあったのだと思います。長男の気持ちを知ったのは、日曜夜の家族会議の場。家族でも、お互いの気持ちを分かっていないことも多いです。ずっと一緒にいられるわけではないからこそ、密接なコミュニケーションが大切なのだと思います。

 

ちなみに今は、小学校のPTA役員に就任し、幼稚園出身のママたちと交流を広げ、情報交換しながら子育てに役立てている最中です。

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