コンテストのグランプリより1人の「大好き!」

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コンテストで上位入賞を果たすなど、高い技術を業界から評価されているHEAVENS HARAJUKUの大谷沙織(おおやさおり)さん。30代を迎えた彼女が、この先どのような美容師生活を送ろうと考えているのか、お話を聞いてきました。

 


 

グランプリを獲っても反省

 

おかげさまで毎日、楽しくサロンワークをしていて、これをずっと続けていきたいと願ってきました。でも、30歳を迎えて、「それだけじゃいけない」と考えるようになったんです。

 

それで、サロンワークでもう一つ上のレベルに行くために、コンテストや作品づくりに時間を割くようになりました。サロンワークはお客さまのリクエストを優先しますが、コンテストは自分の意思で「この人のこの骨格だからここまで切り込もう」というように、さらに一歩踏み出すことができます。つまり、その人の「一番の似合わせ」を見つけるトレーニングができるんです。

 

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おかげさまで昨年、コンテストでグランプリをいただきましたが、これに満足してはダメだと思っています。総合1位をとることよりも、今は「飛び抜けた何か」がほしいんです。

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