ファッションから発想するトータルデザイン。自分だけの世界観を追求するデザインカラー#デザインカラーSOL.栄矢場町 須﨑凪沙さん#♡♡♡♡♡♡♡でTOPにでてきた人

お客さま一人ひとりの魅力を引き出す撮影のこだわり

 

 

―Instagramを通して、ご自身の世界観に共感してくださるお客さまも増えているそうですね。

はじめの頃は営業前の時間帯にお客さまに来ていただいて、施術後、用意した衣装を着ていただいて撮影していました。ヘアだけでなく、ファッションも含めて自分の好きな世界観を形にし、写真に残して発信し続けてきたんです。

 

そうした発信を続けるうちに、少しずつ自分の好きなものやデザインに共感してくださるお客さまが増えていきました。今では、サロンに来る日のおしゃれまで楽しんでくださる方もいて、なかには美容院に行くために、わざわざ服を買ってきてくれる方もいるんです。

 

自分が発信してきた世界観に共感して、ヘアだけでなくファッションまで楽しんでもらえるのは、本当にうれしいですね。これまで続けてきたことが、お客さまにも届いているんだと感じます。

 

 

―撮影するときに意識していることはありますか?

 

照明は結構こだわっています。昔からサロンの照明を消して撮影することが多いんです。照明を全部当てて撮影するよりも、一灯の方がヘアに立体感が出ますし、自分の作るスタイルの雰囲気にも合うんですよね。

 

あとは、お客さまの利き顔を探すこと。どちら側から撮ると可愛く見えるのか、一人ひとり確認しながら撮影しています。

 

 

それと、お客さま自身が気にしているコンプレックスも、できるだけ魅力として引き出したいんです。例えば、顔をあまり出したくないという方なら、お顔の気になる部分が目立たないようにスタイリングを工夫する。そうすることで、「ここが気になっていたけど、こういう見せ方なら可愛いんだ」とお客さま自身の新しい発見にもつながればいいなと思っています。モデルさんの撮影の際はiPhoneをもって周りを一周することもあります。そうするとそのモデルさんの一番可愛い角度がわかってくるんですよね。

 

もう一つは“抜け”“ズレ”をつくること。具体的に言うと、“抜け”はきれいに巻きすぎない、ツヤを出しすぎない、完成させすぎない。“ズレ”は甘い服にラフなヘアとか、モードな服にあえてナチュラるなヘアとか違和感を作ること。

そうやって“頑張っていない感”を作ることで今っぽさが出るし、インスタでもヒットさせやすいのかなと思います。

 

撮影も美容師の仕事の1つだと思うので、その方が一番可愛く見える角度やスタイリングを見つけてあげることを大切にしています。

 

 

―さまざまなスタイルのお写真を投稿されていますが、全体の世界観は統一されています。どのように作り上げていったのでしょうか。

 

まず自分がどんなお客さまに来て欲しいのかを考えます。仕事はなんなのか、年齢はどのくらいで、どんな服が好きなのか具体的にしていきます。そして、その人たちにどんな投稿が刺さるのかをイメージして撮影をしていきました。

さらに写真の質感、投稿の雰囲気を統一させていくことで自分なりの世界観がうまれてきたのだと思います。

 

技術だけじゃない。自分自身の世界観も届けるSNS活用術

 

 

―ヘアスタイル以外に、ご自身のファッションやプライベートも投稿されていますよね。

 

私自身、ファッションが好きなので、ヘアだけでなく自分の好きなものや感性も含めて知ってもらいたいと思っています。どんなものが好きで、どんな世界観を持っている美容師なのかを知ってもらうことで、「須﨑さんにお願いしたい」と思ってもらえることもあると思うんです。実際に、技術だけでなく私自身の雰囲気が好きと言って来てくださるお客さまもいます。

 

―以前はリールも積極的に投稿されていましたが、最近は写真が中心ですね。

 

以前はリールで再生数を伸ばしたり、バズることを目的に投稿していた時期もありました。リールはたくさんの人に知ってもらえるというメリットがありますが、今はそれだけでなく、写真1枚をじっくり見てもらうことも大切にしています。

 

写真なら、ヘアのデザインや質感、自分が表現したい世界観をそのまま伝えられると考えているんです。集客のためだけではなく、自分の技術やデザインとしっかり向き合った結果を、写真を通してリアルに伝えたいという思いがあります。

もちろん、再生数や保存数は今でも気になりますし、たくさんの人に知ってもらいたいという気持ちもあります。今後はまたリールにも取り組んでいきたいですね。

 

須﨑さんの人気投稿 顔馴染みのいいオレンジとブルー

 

―現在は1.3万のフォロワーさんがいらっしゃいますがどのように増えていきましたか?またそれによる変化は?

 

発信を続けてきたことで、今では県外や海外からもお客さまが来てくださるようになりました。新幹線で遠方から来てくださる方もいますし、上海やオーストラリア、台湾、韓国など、海外から足を運んでくださる方もいます。

 

なかには日本語が話せないお客さまもいらっしゃいます。それでも、私のデザインを求めて、言葉や国境を越えて来てくださることは本当にうれしいです。自分がこだわってつくってきたものが遠くにいる方にも届いていると実感できたことは、美容師として大きな自信につながりました。

 

私にとってSNSは、作品を発信するだけでなく、自分の技術やデザインを通して、さまざまな人とつながれる場所です。これからも自分にしかつくれないデザインを追求しながら、もっと多くの方に届けていきたいです。

 

―Instagramの運用についての戦略は?

 

Pinterestでデザインを研究するだけでなく、マーケティングやSNS運用について発信している方の投稿もよく見ています。集客の仕方や投稿の戦略など、参考になることは積極的に取り入れるようにしてきました。

 

 

アシスタント時代には、1日1投稿とストーリー15投稿を続けていたこともあります。当時はお客さまのスタイル写真が少なかったので、プロダクトの紹介やメイク、自分のファッションなど、発信できるものを考えて投稿していました。素材がないことを言い訳にしたくなかったんです。

今も、可愛いスタイルを作ることと同じくらい、どうすればそれを見てもらえるのかを考えることは大切だと思っています。

 

>好きだからこそ、妥協せずに美容と向き合う

 

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