『撮影 = モデルさんと私の“新しい可能性”にチャレンジすること』 GARDEN creative director津田恵がメディア関係者に好かれる理由

同じモデルさんで5パターンのキャラクターをつくる!?

 

© SHINBIYO

 

これもSHINBIYOさんの「1MODEL×5HAIR THE FIVE APPROACH」という名物企画を担当したときのものです。文字通り1人のモデルさんで5パターンのデザインを一日でつくるわけですが、これが結構キツかった…。まず、ロングからショートにさせてくれるモデルさんがそもそも少ないですし、5パターンの撮影をするためにはその分のアイディアも衣装も必要。やる前は「本当に自分にできるのかな?」と思って必死にデッサンを描いたりしてもがき苦しみましたが、やってみたらなんとかなりました。

 

© SHINBIYO

 

長さとデザインだけではなく、カラーも大胆に使っています。外国人風ナチュラルから始まり、長めのウルフ、モードよりのデザイン、そしてミディアムウルフから、最後は丸みのあるショートへ。それぞれ全て同じ人だとわからないように、新しい側面を引き出す工夫をしています。カラーも、赤から青、またピンクに持っていくというチャレンジしたんですよ。時間もかかったし、大変でしたけれど、自分の新しい可能性を感じられた撮影でした。

 

HAIR MODEさんの「わたしの妄想髪ものがたり」という企画にも忘れられないですね。『モサ』という絵本のストーリーを、私の妄想とヘアデザインを絡めて表現しました。カメラマンの松山優介さんをはじめ、みなさんのアイディアもお借りしつつ、自分の“好き”を盛り込んだ作品です。

 

© 女性モード社『HAIR MODE』2019年11月号 photo_Yusuke Matsuyama[CHIYODA STUDIO]

 

>コンプレックスをチャームポイントに変えて、これまで以上に輝かせる

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