美容人生から学びあい、絆を深める! 『みやち塾』開校! -序章編-

2020年の目標は3つの意味での「とぐ」! その意味とは?

 

 

ーー2019年の感じは「挑」だったみやちさんですが、2020年はどんな1年にしたいですか?

 

漢字で言うと「研ぐ」「磨ぐ」「遂ぐ」という3つの「とぐ」を実現したいです。「研ぐ」はハサミを研ぐこと、「磨ぐ」は技術に磨きをかけること、「遂ぐ」はやり遂げるということです。

 

今はSNSでの見せ方がうまいと集客できるような世の中だけど、SHACHUの集団はもっと技術に磨きをかけた本物だということを、アピールしていきたい。SNSの使い方はうまいけど、実際はフェイクだった、ではなく、磨ききったものを見てもらいたいです。インスタばっかりしていてもダメで、ちゃんとクリエイティブに向き合う! SHACHUはその段階に来ている気がします。

 

 

SHACHUはレッスンも難しいし、カットチェックの基準も厳しいです。でも、その難しいことができるようになるとデビュー前の1年目のスタッフでも営業外で売上を上げることができるんですよ。うまいと定着率も上がるから、2年目、3年目はもっと売上がつくようになってデビューする頃には150万円くらいからスタートすることができる。

 

表面的に新規集客だけをするんじゃなくて、うまい人にリピーターがつくという当然のことを大事にしていきたい。今は簡単に集客ができるから、美容師さんが忘れかけていることかもしれないことだけど、そんな時代はこの先長くは続かないからね。

 

 

僕自身のことで言うと、昨年QJナビDAILYの『好きな美容師ランキング2020』で2位に選んでもらったのも印象的で。もちろんすっごく嬉しかったんだけど、正直「勘違いしなくてよかった」とも思ったの。どういうことかと言うと、ヘアショーに出たり、こうしてインタビューに答えたり、写真を撮ってもらったり、いろんなことをしているけど、それは『ご褒美の仕事』であって、当たり前のことではないんだよね。

 

僕の仕事はあくまで美容師なので、可愛いスタイルを作れなくなってしまったら、こういう場に出ることもできなくなってしまうから。だから、みんなと一緒で、普通にうまい美容師でいたいし、お客さんに優しい美容師でいたい。かわいいヘアスタイルを作り続けて「磨き」をかけたい。

 

2020年に入るときが分岐点だったとしたら、調子に乗ったり、タレント方向に振り切ったりするとかの勘違いをしなくてよかったってことです。

 

>損得勘定なし! 「会ってみてから考える」みやち流コミュニケーション術

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