フォロワー21万人美容師 水野年朗さんに聞く、ヘアアレンジの本当の意味 後編

 

2017年、インスタグラマーに地方発信型の美容師が誕生しました。愛媛県松山市に住む、水野年朗さんです。地方にいながら、インスタグラムで21万人のフォロワーを獲得しています。しかも、サロンではトップ中のトップスタイリストとして活躍し、スタッフ教育にも携わりながら、月間60本もの動画をインスタグラムなどに投稿しているというのです。

 ぜひ、その実態を知りたいと、リクエストQJナビ編集部は、アポを取って愛媛県松山市へ直行! フォロワー21万人を獲得する美容師の凄腕SNS術を伺いに行ったところ……、答えはその期待を上回る「美容師道」を聞くことができたのでした。

 


 

なにごとも、考え方の違いで結果が全く変わる。

 

 「美容師の仕事に目覚めたのは、ツイギーに入社した後」と語る水野さん。21歳で入社後、サロンでも最速でスタイリストに。美容師の仕事が楽しくなり、一気に100万円プレイヤーとなった。

 「技術の幅が広がるたびにお客さまが喜んでくれて、予約が増えるなど、努力の結果がダイレクトなことに面白みを感じて、美容師って素晴らしい仕事やなって思ったんです」

 

 仕事にやりがいを見つけ、急速に成長を遂げた水野さんだったが、その先7〜8年は伸び悩んだという。そして20代後半になって、再び売り上げを押し上げたのが「次回予約」制度の導入だった。

 「よそで成功しているからやるのではなく、何のための次回予約なのか自分なりに深堀りしてみたんです。その時にスタッフと共有したことが、『自分たちの売り上げを確保するための次回予約ではない。お客さまのキレイをキープさせていただくための次回予約なんだ』という、お客さま目線の考え方でした」

 

 

結果、複数店舗あったなかで一番結果が出せたのが、水野さんが所属する店舗だった。このことから、次回予約は、考え方の違いで結果は全く変わる、ということを実感したという。

 

 「どうやったらフォロワーが伸びますかと聞かれると、だいたいのインスタグラマーさんは『継続だよ』って答えると思うんですよ。もちろんそうなんですけど、それだけじゃないよ、って思うところもあるんです。元々の、心づもりと言うか、考え方に基づいたPDCAも大事じゃないかなと思ってて」

 

「僕は、美容師さんにインスタグラムとか、ヘアアレンジを教えるなら、もっと根本的なところから知ってほしいなって思っています。『ターニングポイント』というオンラインサロンを始めた理由も、ヘアアレンジを通じて、しっかりと『考える美容師』になってもらいたい、という思いがあるからなんです」

 

 

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ONLINE SALON

お客さまの女性像を引き出す

SNSノウハウを学ぼう!

 

水野さんのほか、TWiGGY店長兼テクニカルディレクターを務める正木孝浩さんと一緒にスタート。水野さんの念願であった「プロセスを確認し、教えあう」プログラムが可能になった。ヘアアレンジや撮影を通して、「お客さまと美容師自身のレベルアップにつながる考え方」「環境・地域に関係なく売上を上げるのに必要なノウハウ」が学べる。

 

turning point

ヘアアレンジ&撮影 特化型オンラインサロン

https://lounge.dmm.com/detail/431/

 

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>SNSに取り組む前に、知っていてほしいこと

 

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