【PEEK-A-BOO】激動の新宿で栗原貴史が策する覧古考新。ダイバーシティな街から見えた技術とトレンド、理想追求のカタチ

 

PEEK-A-BOOは進化が止まらない会社。もっと挑戦していきたい

 

 

『PEEK-A-BOO』ほど幅広い年代のスタッフが揃うサロンは他にないと思うんですよね。30人いた同期は3人に減りましたが、先輩・後輩と同じ仲間でずっと働き続けることができる環境は、唯一無二だと思っていて。これって、まさにサロンオーナーの理想の形だと思うんですよ。

 

 

70代の川島先生がいまだに週4でサロンワークに立ち、毎週全国各地でセミナーを行い、その強いパワーで僕らを照らし続けてくれているからこそできることだと思うんですね。40歳の僕が、ここではいまだに若手でいられるんですよ(笑)。アグレッシブなスタッフが揃っているから、負けられないなと奮い立たされますしね。常に進化し続けている会社なので、まだまだ挑戦できるという感覚がありますし、次の世代にバトンを繋いでいく役回りも感じています。『PEEK-A-BOO』という会社を残したいので。

 

僕は30才からトップスタイリスト、ディレクター、アートディレクターと階段をのぼってきましたけど、存在感のある先輩たちが揃っているから、いまだに満足できていないんですよ(笑)。やっぱり『PEEK-A-BOO』の人間としては、井の中の蛙で終わるのではなく、外部の美容師さんからも評価してもらいたい。今後の課題かなと思っています。

 

 

あとは、新宿のイメージをもう一度おしゃれな街に変えたいという思いがあって。60年代は「若者の街」と呼ばれていたほど盛り上がっていましたし、今も文化服装学院があったり、モードの伊勢丹があったりと、ファッションとも密接に繋がっている街なんですよね。人気サロンも続々と出店してきているので、他店の美容師さんたちと一緒に盛り上げて、おしゃれなイメージを定着させたいなと。できることなら、新宿に『PEEK-A-BOO』をもう1店舗欲しいなと思っています。新宿での成功は、そこからかな。これからも挑戦していきますよ。

 

 

PEEK-A-BOOアートディレクター/NEWoMan新宿店店長

栗原 貴史(くりはらたかし)

 

1982年生まれ、静岡県出身。高校卒業後に上京し、国際文化理容美容専門学校を卒業後『PEEK-A-BOO』に入社。サロンワークを中心に撮影やセミナー講師として幅広く活躍。2016年、NEWoMan新宿店店長としてオープニングから率いる。2020年、アートディレクターに就任。ヘアコンテスト受賞歴多数。インスタのフォロワー数10.7万人。

Instagram:@kuri0804

 

(文/織田みゆき  photo/宮崎洋)

 

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