美容師のポートフォリオ・スタイルブックで大事なポイントを採用担当者に聞いた

2017.02.10

荻窪美容室・美容院 jiyumeの沢丸 保切さんに聞いた、ポートフォリオでチェックしているポイントとは!

 

美容業界におけるポートフォリオとは、ヘアメイクをはじめ、衣装や撮影場所、カメラマンなどをディレクションし、自分が作った世界観を一冊のファイル(ブック)にまとめたもの。(カメラマン、スタイリスト、モデルと共同で作成するパターンもある)

荻窪美容室・美容院のjiyumeさんは提出されたポートフォリオをどのように見ているのでしょうか。

 

① ポートフォリオでチェックするポイントはどこですか

 

・何を表現したいかが明確になっているか。
・テーマに合わせたテイストで全体が整っているか。
・コントラストとハーモニーの割合を明確に設定してあるか。
・要素を引き算して整理されているか。
・ヘアスタイル、衣装、モデル選び、カメラの設定、ライティングに、こだわりを感じるか。


② これまで印象に残ったポートフォリオはどのようなものですか

 

・テイスト別に作品が整理されており、わかりやすかった。

・ポートフォリオを見ていて、表現したいことが伝わってくる内容・並べ方をしてあった。

・作品一つ一つについて聞いていくと、その作品を創るにあたっての背景がしっかり説明できた。

・モデルをテーマ毎にしっかりと選んであり、個性のあるモデルを起用していた。
・モデル選びから衣装・ライティングやカメラの設定などの試行錯誤をしていいて、同じような作品があまりなく、毎回挑戦と成長を感じさせるポートフォリオだった。
・ファイルが自作であり、細部までこだわりが感じられた。
・コラージュを別冊で持っていて、好きなテイストがわかり、次やってみたい作品の話で盛り上がった。

③ ズバリ理想的なポートフォリオとは?

 

・作品全体を通してテーマが一致していて、要素が整理されパッと見て伝わるものがあるかどうか。

・全体を通して、そのスタイリストのこだわりを感じられるポートフォリオ。
・技術うんぬんよりも、何を伝え表現をしたいのかが伝わってくるポートフォリオに可能性を感じる。
・思考のプロセスが見える作品、試行錯誤や挑戦が見えるポートフォリオ。
・お客さま用・業界誌用・就活用など、誰に見せるものかで内容を変えたポートフォリオを用意してある。

④ ズバリ残念ポートフォリオとは?

 

・何を表現したいのかわからない。
・要素が多すぎ盛り込み過ぎて、伝わらない。
・どこがこだわりなのか説明してもらわないと判らない。
・ヘアスタイルが素敵でも衣装がテイストに合っていなかったり、モデルに合っていなかったりした。
・スマホで見せてもらい、テイストは伝わったが、細かい部分を見れなくて残念だった。作品を見せるときは、やはりポートフォリオとして持ち歩いてほしい。
・明確な狙いがなく「いつもの」で撮られた、毎回同じライティング・カメラ設定であろう、作品が並んだもの。
・一般誌で見たことがあるような流行りの作品ばかり。
・100円均一で買えそうなファイルに入れてあり、こだわりがなさそう。

 

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プロフィール
jiyume
代表取締役/沢丸保切(さわまる ぽきーる)

2011年『jiyume』をオープン。1日7時間労働・完全週休2日・社会保険加入でスタッフにとって働きやすい環境に力を入れている。現在1人当りの技術生産性は125万円を超えるサロンに成長。アシスタントなしで指名売上を0から1年以内に100万円以上にする教育法が注目され、数々の業界誌に取り上げられている。

 

>スタイルブックをチェックしている、gricoさんの場合

 

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