独りなのは自分だけ…?現役美容師が人生で一番孤独を感じたエピソード10選

 

え、私だけ…!? ひとり寂しく迎えたクリスマス(26歳/女性)

 

クリスマスイブが土曜日、クリスマスが日曜日だった年のことです。当然美容師が仕事を休めるはずもなく、私は出勤していました。営業中は「これから彼氏と会うから髪の毛セットしてください〜」と言うお客さまや、サロンの前を幸せそうに手をつないで歩いているカップルを何組も見ました。やっぱりクリスマスぐらいは好きな人とデートしたかったなぁという気持ちが押し寄せてきて、営業中からとても寂しくなりました。

そしてそんな私をさらに孤独にさせる出来事が…。営業後、他のスタイリストと「みんな今日はイルミネーションとか見にいくんだろうね」なんて話していると、私以外のみんなが「私も営業終わったら、今日はダッシュで彼に会いにいくんだ!」なんて言いながら、メイクをバッチリ直して、ヘアスタイルもきれいに整えていたのです。さらに「仕事終わったら何して過ごすの?」と店長に聞かれてしまい、恋人がいないにも関わらず「一応デートですぅ!」と強がって答えました。

 

 

実際は、家に帰り、ジャージ姿で缶チューハイ片手にアイコスを吸いながらスルメを食っていた私。そんな自分に涙が出てくるほど孤独を感じました。美容師をやっている限り休みも不規則で、ずっと恋人ができない私の恋はこの先実ることがあるのでしょうか…? 誰か助けてください。

 

 

食事抜きでサロンワークに練習会…!  夏になると思い出す悲しい思い出とは?(27歳/女性)

 

私が働いている店の近くでは、毎年夏になると大規模な祭りが開催され、お店の中にいても、太鼓や祭囃子が聞こえてきます。その度に「あぁ、今日は祭りかぁ」と気づかされ、「浴衣を着て、わたあめや焼きそばを食べて、花火を見にいきたいなぁ」なんて羨ましくなるんです。そして、お昼ご飯を食べる時間もなく仕事を終えた20時。いつものように晩ご飯を買いに外に出ると、祭りの参加者にもみくちゃにされて身動きがとれなくなってしまったんです。何とか人混みをくぐり抜け、結局ご飯は何も買えないまま。そのまま練習会が始まってしまいました。

「祭りに行きたいのを我慢して一生懸命働いて、お昼ご飯も食べられなくて、晩ご飯も買いに行けず、練習会って…」と、とても悲しくなりました。

今はコロナの影響で夏祭りは中止になっていますが、あの孤独感は忘れられません。コロナが落ち着いてきて、そろそろ祭りも再開されそうな雰囲気に、「またあの悲しさを味わう日々がくるのか」と考えています。

 

>2年ごとにやってくる転勤指示…。その度変わる環境でも変わらないこととは?

 

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