教育時間が大幅短縮?!離職を防ぐきっかけにも?進化する動画サービスの今。スマホでできる動画マニュアルサービス「soeasy buddy for beauty」とは。

 

マーケティングができるオンラインサロンツールとして活用も可能。運営をもっと戦略的に、経営目線で。-株式会社CiiK宮永えいとさん

 

 

<プロフィール>

(株) CiiK 代表取締役/フリーランス美容師

宮永えいと

 

日本美容専門学校を卒業後、都内有名サロンの店長を経て、フリーランス美容師として働きながら旧友と起業。今年1月にメンズコスメブランド『RETØUCH』を立ち上げる。大人美容男子のオンラインコミュニティ「O2Cサロン」を主宰するほか、運営するYouTubeチャンネル「オトナ男子LABO」は登録者数14万人を超える。著書『大人男子の「超」清潔感ハック』(KADOKAWA)も話題に。

Instagram:eito_miyanaga

 

DATA:

導入歴:1か月

 

Q.「soeasy buddy for beauty」を導入しようと思ったきっかけはなんですか?

 

 

今年立ち上げたメンズコスメブランド『RETØUCH』を取引してくれているサロンさんの顧客満足度アップツールとして使っています。僕の考えでは、あと3年以内に美容師さんがメンズのスキンケアやコスメについて知らなければならない時代が来ると踏んでいて。でも現状だと、情報もなければ商材もない。メンズコスメ用品をサロンに卸しているメーカーもなかったんです。このままだと、お客さまのほうが詳しい時代が来てしまう。そこでBBクリームをまずは開発して、サロンに卸すことにしました。

 

とはいえ、男性美容師さんも意外とBBクリームの塗り方を知らなかったりする。そうした基礎的な情報と商品、どちらもある状態にしないと広がっていかないなと思ったんです。

 

そのため、僕らのノウハウを動画で蓄積ができて、パートナーサロンさんがいつでも見れるような教科書を作りたいと考えました。また、今はメンズの身だしなみについて何も正解がない状態なので、美容師さんで横のつながりをつくって、一緒にメンズの身だしなみ文化の構築をしていきたいとも思っていました。つながりをつくっていくためにはコミュニティ機能も必要です。だから教科書とコミュニティ機能両方の役割を備えているこのツールを導入することにしました。

 

Q.どのように活用されていますか?

 

 

実際に僕がBBクリームを塗っている動画を解説付きで投稿したりしています。まずは自分で塗り方を覚えてトライしてもらわないと使用感などがわからないですし、商品の詳しい説明があれば、お客さまに提案するときに便利だろうと。ただ、商品説明ばかりしてしまうとだんだん見に来てくれなくなってしまって、コミュニティとして成り立ちません。

そのため、SNS上で有益な発信をしているパートナーサロンさんに声がけをして、投稿記事を書いてもらっています。例えば眉毛デザイン理論とか、身だしなみについてであればなんでもOKです。その情報がずらっと投稿欄に並べばもう一つのメディアになるんですよ。現場のプロがつくる、業界誌のようなコミュニティを目指しています。たまに、『RETØUCH』の宣伝が入る業界誌(笑)。

 

Q.「soeasy buddy for beauty」が他のツールと比べて優れている点はどこだと思いますか?

 

 

初期に参加した方と、途中から参加した方とで情報のタイムラグがないことだと思います。オンラインサロンって大体がFacebookを使って運営されていますが、古い情報を見るためにはタイムラインをかなり遡らなくちゃいけないんですよ。初期はめちゃくちゃ気合いが入っているからいい情報がどんどんアップされているのですが、そこまで全員がやるかというと正直疑問。このツールはカテゴリ別でフォルダに分けて情報を管理できるので、いつ参加してもらっても情報量に差が出ません。

 

また、投稿した記事がどれくらい見られているか分析できるので、コンテンツの良し悪しが把握できて、PDCAが回しやすい。マーケティングできるオンラインサロンツールとして有効に使えると思います。管理者側からするとすごく使いやすいですね。

 

Q.今後利用を継続することで、期待している展開を教えてください。

 

 

コミュニティといっても、参加者がどんどん発言するということは目標に置いてなくて、投稿を読んでくれているかどうか、頻繁に利用されているかどうかが大事だと思っています。今のところ投稿して1週間以内に半分以上の方が見てくれていますが、この状態をいかに継続できるかが肝です。ツールを使って分析しながら、検証していきたいと思っています。

 

また、このコミュニティにいる人たちと直接会いたいとも考えています。リアルもデジタルのコミュニケーションも一長一短なので、掛け合わせることは必要なことだと。デジタルの世界で出会った人と、セミナーなどのリアルイベントを通してコミュニケーションを深めて、またデジタルで情報共有して。オンラインでもオフラインでも継続してコミュニケーションが取れる環境がつくれれば、コミュニティとしていい状態なのかなと思います。

 

 

<soeasy buddy for beautyについて詳しくはこちら>

 

 
 
 

 

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