1ヶ月お店を閉めたら、スタッフが急成長!? Broccoli playhairのC&E制度とは?

象使いに主夫体験…1カ月のチャレンジ内容は何でもあり!

 

C&E期間で各スタッフがそれぞれの挑戦へ。左:象使い研修 右:ヘッドスパ研修

 

休みの間にチャレンジする内容は完全に自由。 “C”だけじゃなく“E”、つまりエクスペリエンス(経験)もつけたのは、単に“チャレンジ月間”としてしまうと、みんなに不要なプレッシャーを与えてしまうのではないかと考えたから。海外に行ってみてもいいし、何かスポーツをしたり資格試験を受けたり、あるいは短期のバイトでいつもとは違う仕事を経験したり…本当に、何でもありです。

 

2019年は僕を含め7名のスタッフがそれぞれ考えてそれぞれの休み期間を過ごしました。ラオスで象使いの研修、バリでのヘッドマッサージ研修、マルタへ語学留学、スペイン巡礼400kmの旅、そして僕は再び砂漠へと、それぞれが自分なりの挑戦と体験を求めて旅立っていきました。

 

左:スペイン巡礼中のスタッフ 右:語学留学中のスタッフ

 

また、B2の店長は、当初は僕と一緒にマラソンレースに出場しようとしていたのですが、奥さんが臨月だったこともあり、1カ月間主夫をするという計画に変更。それも彼が自分で考え抜いて決めたことです。しっかり時間をとって家事全般を身につける機会って、普段だとなかなか難しいので、とても有意義で素敵なC & E制度の使い方だなと思いました。

 

C&E期間中に主夫をするだけでなく、プレパパの研修にも参加

 

期間中、それぞれの活動についてはブログを見るようにしていたのですが、投稿するペースもマチマチ。正直、みんなが何をしているか気になって仕方なかったです(笑)。ある日、「楽しんでるか?」と個別にメッセージを送ったんですが、みんなものすごくそっけなくて。「ヒデキさん、私たちのことは気にせず楽しんでください!」って(笑)。一人暮らしをはじめた子どもを心配するお父さんみたいな気持ちになりましたね。

 

藤川さんはC&E期間中に砂漠でマラソンレースに挑戦

 

サロンの「浮気」も大歓迎?! C & E制度が他サロンへの宣伝にもなった

 

 

休み明けの初日は、出勤するまではちょっと不安でした。みんながどんな顔をしているのか…。でも実際に出勤してみたら、みんな生き生きした顔をしていて。それを見ただけで「ああ、やってよかったな」って思いました。

 

さっそく来店してくれた人たちとも会話が盛り上がっていましたし、それは半年経った今でもそうですね。来てくれる人たちがより僕らに興味を持ってくれている感じがします。サロン内にそれぞれが休み期間で何をしたのか書いて置いておいたりして。そうすると、それを見て会話のきっかけになったりするんですよ。

 

サロンに飾ってある、スタッフがC & E制度を活用して取得した象使いの免状

 

 

1カ月休むことで離れてしまった方は…思いつく限りはいないのですが、仮に離れる人がいたとしてもそれでいいかなと、はじめる前段階から思っていました。ブロッコリーの基本姿勢である「接客はしない お客さまはいない 美容室」にも通じるのですが、僕らとフィーリングが合わないと感じたのなら離れるのも自由。むしろ、本当にブロッコリーと合う方だけが残ってくれる機会にもなると考えました。

 

休業中の1カ月の間に前髪を整えたりカラーを整えたりするのに、他のサロンへ行った方もいます。そういう、いわゆる「浮気」ってされたくないって思う美容師さんも多いと思うのですが、僕たちは反対に大歓迎。それで改めてブロッコリーに帰ってきてくださるのはとてもありがたいです。それに、他のサロンに行って「いつも通っているサロンが1カ月休業で」なんて僕らの話をしてくれたことで、他の美容室で噂になったりと、逆に宣伝になった面もありましたね。

 

 

>C & E制度で感じた、スタッフの成長

 

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