お客さまも自分も、生きている間ずっと元気で美しく -TWIGGY 松浦美穂さんの習慣 後編-

ていねいな仕事ができる人は、ていねいに生きている

 

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美容師をずっとやり続けるのなら、サロンに立たない日があってもいいと思います。その時間で、旅行に行くのもいいし、海辺や森でゆっくりリラックスするのもいいかもしれません。そうやって自分の人生をていねいに生きる人こそ、ていねいな仕事ができると私は思います。

 

インプットの仕方は、人それぞれでいいと思う。自分に合ったものを、自分で見つけることが大切だと思うからです。ちなみに私は、30代、40代は秘境を旅し、自分と向き合うなかで、自分のコアになる部分を育ててきました。40代前半で母が亡くなった後、生活が落ち着いたタイミングで、ヒマラヤに向かったこともあります。そこでは「涙っていったいどのくらいあるんだろう…」って思うくらい、号泣しました。

 

でも、帰りの飛行機の中でふと、「いいデトックスになった」って思ったんですよね。ああ、泣くことって大事なんだって。泣くことを我慢していた時期もあったけど、「思い切り泣いていいんだ、そういう力の抜き方もあるんだ」ってわかったんです。

 

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忙しい毎日のなかでは気づけないこともあると思います。頑張っているときの自分だけじゃなく、別の弱い自分も受け入れてあげることも大事なことなんです。

 

>美しく、愛おしく思える生き方

 

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