3カ月休む間もなく突っ走り、グアムの3日間でフル充電 -SHACHU みやちのりよし(宮地 則喜)さんの習慣 後編-

若い美容師には「夢を語る習慣」を勧めたい

 

 

僕は自分の習慣を若い美容師さんに真似てほしいと思っていません。なぜなら、目の前のことを全力でやってほしいから。僕もアシスタント時代はもちろんのこと、スタイリストになっても、SHACHUを立ち上げたときも、毎日必死で生きてきました。

 

美容師はみんな、「日本一の美容師になりたい」とか、何かしらの夢をもってこの世界に入ってきたと思います。だけど、そこにたどり着くまでの道が、果てしなく遠く感じることがあるかもしれない。アシスタント時代はとくにそうかもしれません。だからこそ僕は、若いうちは「夢を語る」ことが大事だと思います。

 

「有名な美容師になりたい」とか「働いているサロンを日本一にしたい」とか、どんな夢でもいいです。その夢を言葉にして出すことで、現実に近づきます。結果として、有言実行にならなくでもいいと思います。それでも、口に出して「言える」ことが大切。みんなに大きい夢を語って、それを叶えるためにプレッシャーの中で戦うほうがかっこいいですよ。僕は「言葉が自分をつくる」と思っています。

 

 

プロフィール
SHACHU
CEO/宮地 則喜(みやち のりよし)さん


都内の有名サロンを経て、2014年4月、渋谷にSHACHUを設立。2016年12月にはSHACHU -SHIBUYA JINNAN-をオープンさせる。グラデーション・ハイライト・デザインカラーなどを用いたハイトーンカラーが圧倒的な支持を集めている。新しいデザイン、新しい美容師の生き方を提案する、若き美容師のあこがれの的。
https://www.instagram.com/shachu_hair/

 

撮影協力 GALLERIE

(取材・文/外山  武史  撮影/菊池 麻美)

 

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