美容とアパレルの「2つの視点」でサロンワークをみつめる -macaroni coast 中澤 保人さんの習慣 後編-

 

訪れる人のオシャレ心を刺激する実力派サロンmacaroni coast。オーナーの中澤保人(なかざわやすひと)さんは、野球やサーフィンを愛するスポーツマンであり、ご自身でブランドを立ち上げた経験を持つアパレルに造詣が深い人物です。今回の「美容師の習慣」では、スポーツとアパレルをテーマにお話しをうかがいました。インタビューは前編・後編の2回、今回は後編です。

 


 

元Jリーガー石塚啓次氏の「BUENA VISTA」を応援

 

元Jリーガーで、バルセロナに移住し、うどん屋をしている石塚啓次さんと古くから親交があります。石塚さんは2013年に「BUENA VISTA」というブランドを立ち上げました。ちょうどそのころ僕もメンズアパレルブランド「Patchy Cake Eater」のディレクターをしていたためお手伝いできなかったのですが、自分のブランドが一区切りついたところで、石塚さんの「BUENA VISTA」の販売や広報面でのサポートをさせていただいています。

 

サポートと言っても、サロンで「BUENA VISTA」を販売したり、モデルさんにブランドの服を着せたり、できることは限られています。個人的に石塚さんの人柄や感性に共感する部分が大いにあるので、やれることはやっていきたいと考えているんですよ。

 

これは海外在住ならではだと思うのですが、「天上天下唯我独尊」などの漢字をデザインに落とし込む遊び心があるし、うどん屋のユニフォームの鯉口もよく見ると、お箸とうどん、骸骨などがモチーフになっていて、シャレが効いています。お客さまが、技術ではなく美容師で選ぶのと同じで、石塚さんの生き方をリスペクトしているから、「BUENA VISTA」を着たいし、人に勧めたいという気持ちがわいてくるんですよ。

 

 

>アパレルに携わり、あらためて気づいた「美容師のピュアさ」

 

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