現役美容師に聞いた密かなマイルール10選

 

美容師の仕事は、カットやカラーの技術、センスがすべて…そう思っていませんか? 実はその裏側には、誰にも負けないこだわりの“マイルール”がいっぱい。仕事に集中するため、気分を上げるためなど、効率アップや仕上がりのクオリティを支える小さな工夫の積み重ねが、美容師ライフを支えているのです。

今回はそんな美容師ならではのマイルールを大公開。読んだらあなたも、思わず自分の仕事や日常に取り入れたくなるかもしれませんよ!

 

<目次>

> 「少しだけ切って」が命取り? 5ミリ以上切っちゃダメな理由(39歳/男性)

> お客さんとの恋愛、危険信号! 仕事に集中するための“鉄則”とは?(28歳/男性)

> ハサミの音で美容師気分全開! 自分がカッコよく感じる、ちょっとしたコツ(40歳/男性)

>朝のブルーを吹っ飛ばせ! 出勤前のちょっと過激なメンタル回復法とは?(26歳/女性)

>朝食革命! 「プロテイン・バナナ・水」だけで1日乗り切れる理由とは?(24歳/女性)

> 髪の毛から悪い気を取り除く!? 僕の「お湯+3回洗い」の儀式(30歳/男性)

>「非常識」と言われてもやめられない! フリーランス美容師のちょっと変わったルール(30歳/男性)

> 美容道具はすべてブルー! 青で揃える理由は、もちろん“推し愛”から(29歳/女性)

> 観葉植物に“ありがとう”って言ってる? 仕事終わりの小さな儀式で心穏やかに(40歳/男性)

>カット中の「カチン!」がクセになる! 美容師の意外なこだわり(42歳/男性)

 


「少しだけ切って」が命取り? 5ミリ以上切っちゃダメな理由(39歳/男性)

 

美容師として働く僕には、一つだけ絶対に守っているマイルールがあります。それは、お客さんに「今日は少しだけ切って」と言われたら、“5ミリ以上は切らない”ということ。

 

というのも、以前カウンセリングで「ほんの少しで」と言われたので、感覚的に1センチほどカットしたところ、「切りすぎ!」とクレームを受けたことがあったんです。

正直そのときは、「いやいや、1センチって“少し”の範囲でしょ? もっと具体的に指示してよ…」と思いました。でも、似たようなことが何度も続いて、ようやく気づいたんです。“少し”の感じ方って、人によって本当に違うんだなと。

それ以来、僕の中で「お客さんの“少し”は5ミリまで」と明確に定義するようにしました。

 

 

このルールにしてからというもの、「切りすぎ!」と言われることはピタリとなくなりました。もちろん、カット後に「もうちょっと切ってください」と追加されることはありますが、それは全然OK。むしろ、そのほうがお互いに納得できます。

「少しだけ」と言われたときに迷わないし、自分の身を守るためにも役立つ。最初はちょっと、面倒に感じたこのルールですが、今では信頼につながっている実感があります。結果的に、これが一番効率的なやり方なんだと思っています。

 

>タイプのお客さんでも恋愛禁止!? 美容師が守る“絶対ルール”とは

 

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