【.Hallis】小山圭介が陣頭し、3つの名だたるサロン代表が参画するコラボサロンが原宿に!新時代のハイブリッド経営と教育スタイルとは

若手が稼げるサロン体制を整え、独立ノウハウも伝授

 

『.Hallis』には売上をもっているスタイリストが集まったので、オープン当初からサロンワークは忙しくさせてもらっています。今は、スタッフが7人。オープン以降、若手の売上は2倍3倍と伸び、今後はさらにスタッフが増える予定なので、ありがたいことに僕はもう予約を切ってもいいくらい順調です。

 

 

うちはアシスタントがみんな正社員で、スタイリストは業務委託か正社員を選べるようにしています。僕は経験上、スタッフには20代のうちにとにかくお金を持ってほしいという希望があります。ストレスなく稼げる環境を意識し、アシスタントと協働して常時2〜3枠で施術できるような体制を整えています。お金がないと心が荒みますし、次のステージに行きたくても行けないじゃないですか。20代のうちに稼いで、それをどう運用できるかをしっかりと学んでほしいと思っているので。

 

そのために「給料はこの額までは貯蓄するように」と具体的に伝えていますし、その資産が作れたら、完全独立を目指すのもいい。国からサポートを受けられるし、会社が半分出資してサポートすることもできますし、未来は選べるようにしているんです。独立のリスクは減らしたほうがいい。『.Hallis』から巣立つスタッフと良好な関係で輪を広げていけるように、卒業の花道を作りたいんですよ。

 

 

時代も変わって、昔ながらの会社愛は薄れてきています。その分、ベクトルは自分に向かっていますよね。自分をどうプロデュースしてブランド価値を高めていくのか、という戦い方をしていますから、いかに経営者として若手のリスクを軽減させられるか、という形でサポートしていきたいなと思っていて。何が今の時代に一番合っているのか、若手が残りたいと思える環境はどんな環境なのか、ということには気を配っています。そのためにいろんな経営者の話を聞いて、よりよい環境を作れるように僕自身も学んでいますね。

 

プロフィール
小山 圭介(こやま けいすけ)/『.Hallis』代表

1986年生まれ、千葉県出身。美容専門学校を卒業後、都内のサロンに就職するものの、激務により半年で体調を崩して退職。3カ月後に美容業界に復帰し、都内数店舗を経て有名店に入り、技術を磨き上げてヘアメイクやセミナー講師としても活躍。2021年10月、同世代経営者3人と共に『.Hallis』を原宿にオープン。

@k.___keisuke

 

(文/織田みゆき photo/宮崎洋)

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